『寝起きにある腰痛は反り腰が原因?その改善方法とは?』
「朝起きようとすると腰が痛い…」
「普段起き上がる時に腰痛が出る…」
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
当院に来院される患者さんから、このようなお悩みをお聞きすることがありました。
朝目覚めてすぐに腰痛を感じると、その日の気分も台無しになってしまいますよね。
この度は、このような寝起きに起こる腰痛についてまとめさせていただきました。
改善方についても書かせていただいておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【寝起きの腰痛には反り腰が影響していた?】
株式会社ドリームのラボネッツチームが実施した、
では、「お尻の状態を教えてください」という質問に対して、年齢の世代が低いほど「出っ尻・反り腰」の傾向が高いことが明らかにされたとのこと。
(株式会社ドリーム 「ニッポンのコツバン」骨盤実態調査レポートより引用)
この結果や私の10年以上の臨床経験からも、特に仕事や育児などの多忙な時期を過ごしている方が、反り腰を起こしやすい傾向にあります。
また、腰痛を起こして初めて反り腰だと気付いたとおっしゃる方も少なくありません。
反り腰は、見た目が綺麗な姿勢に見えてしまうことから気付かれにくく、知らずのうちに寝起きや起き上がるなどの様々なシーンで腰痛を起こしてしまっていると考えられています。
【反り腰が腰痛を起こす原因とは?】
では、反り腰はなぜ腰痛を起こしてしまうのでしょうか?
本来正常と言われる人の姿勢は、横から見た時に頭や首から骨盤にかけて背骨が緩やかなS字のカーブを描いています。
しかし、仕事や育児などによって、座りっぱなしや立ちっぱなし・子供の抱っこなどで腰をそらせた姿勢が長時間続いてしまうと、このS字がきつくなり腰痛を起こす原因となってしまいます。
突然ですが、人の体には血液に含まれる「栄養」や「酸素」が、筋肉や内臓に供給されることによって健康な状態を保てています。
また、この筋肉を動かすといったような「刺激」によって血の巡りを良くし、循環するといったサイクルを作り出しています。
ほら、ホカホカのご飯も長時間放っておくとカチカチになってしまった経験ってありませんか?
これと似ていて、長時間の腰をそらせる姿勢は、体に必要な「刺激」が減ってしまい、血の巡りを悪くしてしまうことで腰痛を起こしていたんですね。
【寝起きもスッキリ!反り腰を改善して腰痛を防ぐ方法】
では、このような反り腰が原因となる寝起きの腰痛にはどうすれば良いのでしょうか?
この度は、反り腰を改善して寝起きの腰痛を防ぐ方法についてまとめてみました。
どれも簡単な方法となっておりますので、ぜひ取り組んでいただけますと幸いです。
①1時間に一回は立ち上がって背伸び
同じ姿勢や運動不足続くと反り腰や腰痛に繋がってしまうため、1時間に一度の背伸びが効果的です。
定期的に体をリセットすることで血行が促され、腰痛を未然に防ぐ効果があるためおすすめです。
②ウォーキング
人の体には「刺激」が必要となります。
そこで、1日に20分程度のウォーキングを取り入れることもおすすめです。
今の時期の日中は暑すぎるため、朝や日が落ちる夕方以降などの気温が低い時間帯に行っていただけると良いかと思います。
③お風呂に浸かる
3日に一回はゆっくりと湯船に浸かることをおすすめします。
体を温めることで代謝が良くなり、血の巡りも改善されるため、寝起きの腰痛でお悩みの際にはぜひお試しください。
【最後に】
この度は、寝起きに起こる腰痛の原因と改善方法について書かせていただきました。
しかし、これらのことを取り組んでも、
「あまり効果がなかった」
「痛みが取れきれない」
といった場合は、違う原因があるかもしれません。
そのような時は、当院にお早めにご相談ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『こめかみを押すと痛い時の頭痛原因と鍼灸師おすすめの治し方とは?』
こんにちは、兵庫県尼崎市のちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。
先日、当院に頭痛で来院された患者さんにお話を伺ってみると、
「こめかみを押すと痛みがあって、何かの病気じゃないか不安で…」
といったことでお困りのようでした。
今まで何ともなかったのに、突然こめかみといった頭付近に痛みが出ると、何かの病気ではないかと不安になってしまうのも無理のないことと思います。
そこでこの度は、こめかみに痛みが出る頭痛の原因と改善方法についてまとめさせていただきました。
「こめかみを押すと痛い」
「こめかみに張ったような痛みがある」
などといったことでお困りであったり、不安になっているという場合には、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えております。
お時間のある際に、最後までご覧いただけますと幸いです。
【こめかみを押すと痛い時の頭痛原因とは?】
第一三共ヘルスケアが実施した、
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/assets/images/understand/pdf/research_201202.pdf
では、「日本人の4人に1人が週1回以上頭痛に悩まされている」という結果が明らかにされています。
多くの方が悩みを抱えている頭痛ですが、その中でも今回のようにこめかみに痛みを訴える方も多くいらっしゃいます。
実は、このような明確に痛みの部位が把握できていたり、押すと痛むといった場合は、「緊張型頭痛」といった頭痛の可能性が考えられます。
「緊張型頭痛」は最も多い頭痛と言われており、首・肩・背中といったところの筋肉が緊張したことで起こる頭痛のことを言います。
突然ですが、スマホって充電器によって電力を溜めることで使えていませんか?
これと似ていて、人の体も食事や呼吸から得た栄養や酸素が必要とされており、血管を通じて全身に巡らせることで、筋肉や内臓などが元気に働けるようになっています。
また、その筋肉や内臓がしっかり働くことで、さらに栄養や酸素を含んだ血液を体の隅々にまで巡らせるといったサイクルを作り出しています。
しかし、今回のように何らかの原因で肩や首などの筋肉が硬くなってしまうと、その筋肉がホースを折り畳んだ時のように周りの血管を圧迫してしまい、栄養や酸素の巡りが悪くなってしまいます。
その影響によって筋肉はさらに硬くなり、同様のことがこめかみの筋肉でも起こるといった悪循環に陥ることで、結果的に頭痛を起こしてしまっていたんですね。
【頭痛でこめかみに痛みが出る人の特徴とは?】
さらに患者さんにお話を伺ってみると、
「毎日パソコン仕事で座りっぱなしになっている」
ということも教えてくださいました。
このような長時間の同じ姿勢は、肩や背中に負担をかけすぎてしまい、徐々に筋肉に疲労を溜め込む原因となってしまいます。
ほら、洗濯物も長時間畳まずに放っておくとしわくちゃになってしまい、中々元に戻らないといった経験ってありませんか?
これと似ていて、筋肉も一度硬くなってしまうと血の巡りが悪くなることで、こり感や痛みといった形で頭痛を起こしてしまっていたんですね。
【頭痛を解消!こめかみの痛みに効くツボを使った治し方】
では、今回はこのような頭痛を解消するために、東洋医学による効果的なツボをいくつかご紹介させていただきます。
東洋医学は2000年以上の歴史があり、その効果はWHO(世界保健機関)も認めるほどです。
どれも簡単にできる方法ですので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
①合谷(ごうこく)
位置は、手の親指と人差し指の付け根の「合」 わさったところの「谷」の部分にあります。
頭痛やストレス緩和・肩こりなどに効果があり、気持ちいい程度の力で持続的に30秒ほど刺激してあげることをおすすめします。
「万能ツボ」とも呼ばれており、頭痛といった不調がある際にはぜひお試しください。
②太陽(たいよう)
(画像)
目尻と眉尻の間から、おおよそ指一本分外側にあるくぼみに「太陽」というツボがあります。
頭痛や目疲れ・肩こりなどに効果があり、中指や人差し指で点に丸を描くように10秒ほど刺激してあげましょう。
お風呂上がりの温まった時に行うと、痛みが和らぎやすくなるためおすすめです。
③風池(ふうち)
(画像)
後頭部にある髪の生え際で、後頭部の中央の凹みから耳の後ろにある出っ張った骨を結んだ中間辺りに、「風池」というツボがあります。
頭痛や首の痛み・目疲れ・肩こりといった多くの症状を和らげてくれるツボになります。
画像の通り頭を鷲掴みにしてから、心地良い程度の力で30秒ほど持続的に刺激してあげましょう。
ポイントとしては、押さえる角度を変えてみると少し響くところがありますので、その方向に向かって刺激してあげることをおすすめします。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度は、こめかみを押すと痛い時の頭痛に効果的なツボについてご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいた内容が、少しでもお困りの方のお役に立てれば幸いです。
しかし、これらのことを行ってみても一向に改善されない時は、他にも原因があるかもしれません。
その際は、お早めに当院へご相談いただけますとお力になれると考えております。
お一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『指や手の痺れが治らないのはストレスが原因?そんな時の改善策とは?』
「手の痺れで力が入らない…」
「指先に痺れがあって気持ち悪い…」
「指や手の痺れのせいで重だるい…」
当院に来院される患者さんから、このようなお悩みの声をお聞きすることがありました。
この度は、このような指や手の痺れを改善するための方法について書かせていただきました。
お悩みの際には、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えております。
お時間のある際に、最後までご覧いただけますと幸いです。
【ストレスが不調の原因?驚きの事実とは?】
ココネ株式会社が運営する「ココロラボ研究所」が実施した、
では、「普段からストレスを感じやすいと思いますか?」という質問に対して、90%もの方がストレスを感じているという事実が明らかにされました。
(ココロラボ研究所 ”ストレス”についてのアンケート調査より引用)
ストレスを溜め込んでしまうと、イライラして家庭や仕事にまで影響が出てしまうというお話もよくお聞きします。
当院に来院された患者さんからも、
「相手にきつく当たってしまった時は、自分が嫌になる…」
と、さらにストレスを感じてしまっている方もいらっしゃいました。
人の体は過度にストレスを感じると、体の筋肉や内臓にも不調を起こしやすい傾向にあります。
ほら、嫌なことや緊張したことがあった際に、胃が痛くなったり肩がこったりした経験ってありませんか?
これと似ていて、知らずのうちにストレスを感じたり溜め込んでしまうと、人の体は不調を起こしやすくなってしまうんですね。
【指や手の痺れの原因はストレスにあった?】
では、ストレスと痺れにはどのような関係があるのでしょうか?
突然ですが、人の体の内臓や筋肉には血液に含まれる栄養や酸素が必要と考えられており、血の巡りによって全身に隈なく運ばれています。
しかし、先ほどのようにストレスを感じると筋肉も硬くなる傾向にあり、その硬くなった筋肉が血の巡りを妨げてしまいます。
その影響によって、栄養や酸素が十分に行き渡らなくなってしまい、結果的に痺れを起こしてしまうんですね。
【指や手の痺れが治らない時の改善策】
今回のような、指や手の痺れの改善に効果的な方法をまとめさせていただきました。
簡単な内容となっておりますので、お手隙の際に取り組んでいただければと思います。
①水を小まめに飲む
水を小まめに飲むことで、代謝が上がり血の巡りを良くしてくれる効果が期待できます。
冷たい水は体の冷えに繋がり、却って血の巡りを悪くしてしまうこともありますので、常温か少し冷えた程度をおすすめします。
②適度な運動
人の体には栄養や酸素の他に、体を動かした際の「刺激」が必要と言われています。
筋肉を動かすことで血の巡りを良くし、ストレスの発散にも効果的です。
1日に20分ほどのウォーキングやお風呂上がりにストレッチなど、簡単なことから始めていただくことをおすすめします。
③大きく深呼吸
深呼吸は人の体に必要な酸素を取り込めることはもちろんのこと、リラックスしたい時にも効果的です。
普段よりもじっくり時間をかけて、大きく深呼吸することをおすすめします。
【最後に】
この度のような痺れを改善するためには、ストレスを溜めないということと、血の巡りを良くする必要があります。
なので、ご紹介させていただいた内容をできる範囲から行っていただくことをおすすめします。
しかし、これらのことでも効果が得られなかった際は、他の原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、お早めに当院へご相談ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『肩こりや息苦しいせいで夜眠れない…その原因と対処法とは?』
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
先日、当院に来院された患者さんから、
「肩がこって息苦しいせいか、夜眠れなくて…」
といったことでお悩みのようでした。
夜しっかり眠れないと、翌日にまで疲れを持ち越してしまってつらいですよね。
そこでこの度は、このような肩こりや息苦しいせいで夜眠れないといった方への対処法について書かせていただきました。
お悩みの際は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【息苦しい原因は肩こりにあった?】
厚生労働省が公表している、
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/04.pdf
では、自覚症状の有無について「肩こり」が女性では1位・男性では2位と、多くの方が肩こりで悩まれているという結果が明らかにされています。
では、肩こりと息苦しさにはどのような関係があるのでしょうか?
突然ですが、車にもガソリンが必要なように、人の体にも血液に含まれる栄養や酸素が必要と考えられています。
この栄養や酸素が血の巡りによって全身の内臓や筋肉に行き渡り、健康な状態を維持できているんですね。
今回来院なさった患者さんにお体の状態を診させていただくと、肩周りや背中の筋肉がガチガチに硬くなってしまっていました。
実は、人が酸素を体内に取り込むのための呼吸は、筋肉が補助的に働くことでスムーズに行えると言われています。
しかし、今回のように体の筋肉が硬くなると先ほどの血の巡りを悪くしてしまい、呼吸を助ける筋肉も硬くなってしまいます。
その影響が、息苦しさを起こしてしまう一つの原因になっていたんですね。
【肩こりや息苦しさを起こさない方法とは?】
さらにお話を伺ってみると、
「仕事が一日中座りながらの作業で…」
ということも教えてくださいました。
このような座りっぱなしといった長時間の同じ姿勢は、背中や肩などの筋肉に負担をかける原因となってしまいます。
ほら、重い荷物を長時間持っていると、腕がパンパンになったり腰が張ってきたりした経験ってありませんか?
これと同じで、長時間負担のかかった筋肉は疲労が溜まると硬くなる傾向にあり、最終的に肩こりといった不調を起こしてしまうと考えられています。
これらのことを踏まえた上で、肩こりや息苦しさを起こさないためには、長時間の同じ姿勢を控えることや、血の巡りを良くすることが重要だったんですね。
【肩こりや息苦しいせいで夜眠れない時の効果的な対処法】
では最後に、このようなお悩みについての効果的な対処法をご紹介させていただきます。
①肩甲骨を寄せながら深呼吸
画像の通り、指を体の後ろで組んでいただき、肩甲骨を寄せながら手を下に引きます。
そうすることで胸側が開きますので、そのままそこに空気を入れるイメージで大きく深呼吸を行います。
胸が開くことで呼吸がしやすくなり、同時に胸の筋肉にストレッチがかかるため、肩こりにも効果的です。
目安としては、このやり方で深呼吸を最低でも3回は行い、仕事の前後や眠る前などのタイミングにすることをおすすめします。
②ツボを刺激する
鎖骨の外側で、その下のくぼみから親指一本分下に「中府(ちゅうふ)」というツボがあります。
呼吸が楽になる効果があり、気持ちいい程度の力で刺激してあげると良いかと思います。
また、胸の筋肉が緩むことで背筋が伸びやすくなり、肩こりにも効果が期待できるためおすすめです。
③お風呂で温まる
湯船にしっかり浸かると全身を効率よく温めることができ、血の巡りを良くすることができます。
今は暑い時期ですので、3日に一回を目安に入浴していただき、水分補給も同時に忘れないようお気をつけください。
日頃、シャワーで済ますことが多いという方には特におすすめします。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度は、肩こりや息苦しいせいで夜眠れないといったお悩みについての対処法を書かせていただきました。
しかし、これらのことを取り組んでみても一向に改善されない時は、他にも原因が考えられるかも知れません。
そのような時は、当院の整体や鍼灸などを用いた根本治療をおすすめします。
もしお悩みの際は、お早めにご相談いただけますと幸いです。
(画像)
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『むくみの原因は塩分の摂りすぎ?むくみ解消に効果的な食べ物とは?』
「体がむくんだ感じがして疲れる…」
「むくみのせいか足をよくつってしまう…」
こんにちは、兵庫県尼崎市のちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。
最近は来院される患者さんから、このようなお悩みをお聞きすることがあります。
むくみって一度なってしまうと、なぜか何もしていなくても疲れてしまいますよね。
この度はこのようなむくみについての原因と、むくみ解消に効果的な食べ物をご紹介させていただきたいと思います。
むくみでお悩みの際には、きっとお役に立てる内容となっております。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【塩分の摂りすぎがむくみの原因になっていた?】
食塩摂取量の目標目安として、1日当たりの平均は8gが推奨されています。
しかし、厚生労働省が実施した、
では、令和元年の時点で全体の平均値が10.1g・男性は10.9g・女性は9.3gと、全体的に目標目安の平均値よりも高くなっていることが明らかにされています。
(厚生労働省 国民健康・栄養調査結果より引用)
本来、人の体にはこの塩分も含めた栄養や酸素が必要と言われており、血液の巡りによって全身の隅々に運んでくれています。
そこに、塩分量の多い食べ物をたくさん摂りすぎてしまうと、人の体はその濃度を薄めようと水分を溜め込む働きをします。
ほら、原液を使ってジュースを作るときも、原液の量に合わせて水を足していきませんか?
このようなイメージで、塩分量が目安よりも多くなればなるほど水分を溜め込んでしまうため、通常の血の巡りでは処理しきれなくなった水分は、コップから溢れ出るようにむくみとして体に出てきてしまっていたんですね。
【原因から考えるむくみ解消の秘訣とは?】
これまでは、体の塩分濃度が上がると水分を溜め込む働きの影響でむくみが出るとお伝えさせていただきました。
では、むくみを解消するためにはどうすれば良いのでしょうか?
実は、そのむくみを解消するには、「カリウム」という栄養素が重要となってきます。
「カリウム」には汗や尿で塩分を体の外に排出するという働きがあり、塩分とのバランスをお互いに取り合うことで、むくみが出ないよう調節してくれています。
しかし、体に良いとされる日本食も唯一の欠点が塩分が多いことだと言われており、その影響によって今回のような、「塩分」と「カリウム」に習慣的な偏りが出てしまっていたんですね。
【むくみを解消する効果的な食べ物をご紹介!】
当院に来院されたむくみでお悩みの患者さんから、
「むくみをなくしてくれる食べ物ってないんですか?」
というご質問を受け、一度詳しく調べてみました。
これまでの話を踏まえた上で、むくみ解消に効果のある「カリウム」が豊富な食材としては、
・芋類(じゃがいもやさつまいもなど)
・ナッツ類(塩分を使っていないアーモンドやピーナッツなど)
・海藻類(海苔やわかめなど)
・葉物類(ほうれん草や白菜など)
といったものがあり、どれもスーパーで簡単に買える食材となっておりますので、ぜひお試しいただければと思います。
しかし、「カリウム」は水に溶けやすいという性質があり、完全に栄養がなくなるというわけではありませんが、生食や炒めるといった方法で食べていただくことをおすすめします。
【最後に】
この度は、むくみ解消に効果的な食べ物をご紹介させていただきました。
どれも日頃の生活へ簡単に取り入れることのできるものばかりですので、むくみによるお悩みがある際には、ぜひ一度お試しください。
しかし、
「塩分に気をつけて食事をしてもむくみが治らない」
「紹介された食材を積極的に摂っても良くならない」
といったような場合は、他の原因が考えられるかも知れません。
そのような時は、お早めに当院へご相談いただけますと幸いです。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『デスクワークでの座り方が肩こりや腰痛の原因?姿勢から考える解消法とは?』
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
日頃デスクワークを行っている患者さんから、
「仕事の後は肩がこって仕方がない…」
「長時間のデスクワークで腰痛が…」
「肩こりと腰痛に常に悩まされている…」
といった、お悩みをお聞きすることが増えたように思います。
では、なぜデスクワークは肩こりや腰痛を起こしてしまうのでしょうか?
気になったので詳しく調べてみました。
肩こりや腰痛でお困りの際には、このブログ記事がきっとお役に立てると考えております。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【肩こりや腰痛を解消するためのポイントとは?】
厚生労働省が公表している、
では、性別や年齢別に見た自覚症状の有無に対しての調査で、肩こりや腰痛が男女共に第1・2位を占めるという結果が明らかにされています。
このような、肩こりや腰痛を解消するためにはどういったことがポイントとなるのでしょうか?
突然ですが、花って水や肥料がないとうまく育たなかったり枯れてしまったりしませんか?
これと似ているのですが、人の体も水や肥料のように「栄養」や「酸素」が必要と言われています。
その栄養や酸素は血液に含まれており、血液が体全身を隈なく行き渡ることで筋肉や内臓などが健康に保てているんですね。
このことからも、肩こりや腰痛を解消するためには、筋肉や内臓といったところに血液がしっかり供給されることが重要だったんですね。
【デスクワークでの肩こりや腰痛はその座り方に原因あり?】
では、どのようなことがこの血液の供給を阻害し、肩こりや腰痛を起こしてしまうのでしょうか?
実は、当院にデスクワークによる不調で来院される患者さんの多くが、
「長時間座りっぱなしだった」
ということをおっしゃっています。
また、さらに詳しく伺ってみると、
「いつも脚を組んでいる」
「背中を丸めている」
「体を捻りながら座っている」
ということも教えてくださいました。
このように、多くの方がデスクワーク時に長時間偏った姿勢で作業しているということを知ることができました。
人の体って長時間の同じ姿勢に慣れておらず、偏った姿勢のまま続けてしまうと、徐々に筋肉へ負担をかけてしまうんですね。
ほら、YシャツやTシャツといった服も長時間干さずに放っておくと、シワが付いてしまって戻らなくなることってありませんか?
これと似ていて、デスクワークによる偏った座り方が長時間続いてしまうと、筋肉は徐々に硬くなってしまい、肩こりや腰痛を起こしてしまっていたんですね。
【デスクワークによる肩こりや腰痛を解消!姿勢から考える解消法】
人の体には「栄養」と「酸素」が必要であり、それを上手く行き渡らせるためには、長時間の姿勢といったことで筋肉を硬くしないために「刺激」も必要になってきます。
そこでこの度は、このようなことを解消するための方法を、いくつかご紹介させていただきたいと思います。
どれも簡単な内容となりますので、ぜひ取り組んでいただけますと幸いです。
①みぞおちを突き出して座る
先ほどの患者さんの声でもあったように、背中を丸めた座り方は腰や背中の筋肉を固めてしまい、長時間に及ぶと血行を悪くしてしまいます。
なので常にとはいかずとも、気がついた時だけでも結構ですので、みぞおち辺りを軽く前へ突き出してあげると筋肉が硬くなることを防げるためおすすめです。
②両足を平行にして座る
これもまた患者さんの声にありましたが、脚を組まれたまま長時間経つと筋肉のバランスに偏りが出てしまい、血行を悪くする可能性があります。
ですので、日頃から両足を平行にして、しっかりと床について座ってあげることをおすすめします。
③1時間に一回は立ち上がって背伸びと深呼吸
長時間の同じ姿勢は筋肉を硬くしてしまい、今回のような不調の原因となってしまいます。
①②と並行して、1時間に一回は席を立ち、背伸びをしたり歩き回るのも筋肉の硬さをリセットできるためおすすめです。
また、同時に深呼吸も取り入れてあげると、酸素を体内に取り込むことで筋肉の疲労回復にも効果が期待できます。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひ一度、今回の解消法を日頃の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
しかし、ご紹介させていただいたことを取り組んでみても一向に解消されないといった場合は、他にも原因が考えられるかも知れません。
その際は、当院へお早めにご相談いただけますと幸いです。
(画像)
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】
『ふくらはぎや足のだるさが取れない時の3つの解消法』
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
最近は当院に来院される患者さんから、
「座っているとふくらはぎがだるくなる…」
「立ち仕事の後は足がだるくて仕方ない…」
「ふくらはぎや足のだるさが取れない…」
といったようなお悩みの声をよくお聞きすることがあります。
そこでこの度は、このようなお悩みに対する解消法について書かせていただきました。
もし同じようなことでお悩みの場合は、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【ふくらはぎや足がだるくなるのはなぜ?】
突然ですが、人の体は常に新鮮な血液が体の隅々を巡ることで、筋肉や内臓などを元気に保つと考えられています。
また、血液内には栄養や酸素が含まれており、その血液で元気になった筋肉や内臓が活発に働くことで、さらに血液の巡りをスムーズに行ってくれるという仕組みを作っているんですね。
普段何気なくしている呼吸ですが、この呼吸を一度止めると徐々に苦しくなってきませんか?
これと似ていて、体も何らかの負担がかかり血液の巡りが悪くなると、筋肉や内臓は栄養と酸素が足りなくなってしまい、徐々に苦しくなってしまいます。
その結果、ふくらはぎや足のだるさといったような疲れを感じてしまうんですね。
【ふくらはぎや足のだるさが取れないのはある習慣が原因だった?】
今回のようなお悩みをお持ちだった患者さんにお話を伺ってみると、
「仕事中や仕事終わりが特にだるくって…」
といったことを教えてくださいました。
テルモ株式会社が実施した、
では、「足に何らかの違和感を感じる人」が全体の8割以上にも及ぶとした上で、その内の多くの方が「2時間以上立ち仕事」「座りっぱなし」といった、長時間の同じ姿勢を職場で行っていたことが明らかにされています。
(テルモ株式会社 「足のむくみ・だるさに関する意識調査」より引用)
このように、立ち仕事やデスクワークといった長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは、習慣化すると足腰の筋肉を硬くする傾向にあります。
この硬くなった筋肉は川の流れをせき止めてしまうように、血のめぐりを悪くすることでふくらはぎや足にだるさを起こしてしまっていたんですね。
【ふくらはぎや足のだるさを解消する3つの方法】
このような同じ姿勢が原因となるふくらはぎや足のだるさは、硬くなった筋肉を柔軟に保つために血の巡りを良くすることが重要となってきます。
なので、今回はそのための解消法を3つご紹介させていただきます。
①1時間に一回は体を動かしてみる
長時間の同じ姿勢は体の筋肉を硬くし、血の巡りを悪くしてしまいます。
1時間に一回は、立つ・座る・歩くなどと状況に合わせて体を動かすことをおすすめします。
これにより筋肉が硬くなる前に一度リセットすることができ、ふくらはぎや足のだるさの解消に繋がるためぜひお試しください。
②水を小まめに摂る
常温か少し冷たい程度の水を日頃から小まめに飲んであげましょう。
小まめに摂ることで代謝が良くなり、血の巡りも改善されやすくなります。
簡単に行えることですので、ぜひおすすめします。
注意点として、冷たすぎる水や多量の水を一気に飲むことは、体を冷やしたり場合によってはむくみを起こしたりする原因にもなり、却って悪化させてしまうことがありますのでお気をつけください。
③大きく深呼吸
ゆっくりと大きく深呼吸することで、リラックス効果や酸素をしっかりと取り込め、血の巡りが良くなるためおすすめです。
最近はマスクによって息苦しさを感じているという声もあり、酸素が不足してしまっている方も多いようです。
なので、人がいないところや屋外の落ち着いた場所で、ぜひ一度行っていただけたらと思います。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度はふくらはぎや足のだるさの解消法について書かせていただきました。
しかし、解消法を取り組んでみても中々解消されない、効果はあるが解消しきらないといった場合は、他の原因が考えられるかも知れません。
そのような際は、当院がお力になれると考えておりますので、お早めにご相談いただけますと幸いです。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】