『肩こりの原因は〇〇だった!?簡単な3つの予防法とは』
「デスクワークのあとは肩がこって仕方がない」
「家事をしていると肩が張ってつらい」
こんな肩のつらさでお悩みではありませんか?
寝ても覚めても肩の張りが取れなくて仕事や家事もはかどらない。
肩こりのせいでせっかくの休みでも出かける気になれない。
肩がこると何をするにも集中できなかったり、やる気もなくなってしまいますよね。
それが長く続くことで、仕事や日常生活にまで影響が出てしまい嫌な経験をされた方もいるのではないでしょうか?
これもしかすると、知らないうちに肩に負担をかけすぎているのが原因かも知れません。
こんにちは、兵庫県で整体・鍼灸をしています曹(ちょう)です。
連休はどうお過ごしでしたか?
旅行や帰省される方、自宅でゆっくり過ごす方もいれば、休みなど関係なく仕事をされていた方もいらっしゃったと思います。
連休のあとはいろいろな体のお悩みがある中で、
「何もしていないのに肩がこって仕方ないんです。」
「毎日パソコン作業で肩が重たくて、どうしたらいいですか?」
と、このような肩の症状を訴える患者さんが多く来院されます。
詳しくお話を伺ってみると、多くの方は肩こりに対してはマッサージや湿布などをすることでその場しのぎの対処をしていると教えてくださいました。
肩がこってくるとどうしても押さえたくなりますよね。
私も以前は肩こりに悩まされた時期がありました。
今思い返してみると、私も同じようにいつも肩や首を揉んでいたように思います。
マッサージや湿布でその日だけは楽になるけど翌日にはまた繰り返す毎日…。
もう嫌になっちゃいますよね。
では、こういった肩こりにならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
少しでもお悩みの方の参考になればと思い肩こりについて調べてみました。
このブログを読んでいただくだけで肩こり改善へのお役に立てるかもしれません。
お時間のある時に最後まで読んでいただけると幸いです。
【そもそも肩こりはなぜ起こるの?】
突然ですが、花は定期的に花瓶の水を新しい水に交換してあげないとすぐに枯れてしまいませんか?
人もこれと似ていて、食事などで得た食べ物や水分の栄養を内臓で吸収し、血液に巡らせることで体を良い状態に保つ仕組みになっています。
また、筋肉もその巡ってきた栄養を使い、血液の巡りをスムーズにするためのポンプのような役割を果たしています。
しかし、首や肩に負担がかかり続けると筋肉などに疲労が溜まりこの一連の仕組みを阻害してしまいます。
こういった状態が長く続くと血液の巡りが徐々に悪くなり、栄養が十分に行き渡らなくなってしまいます。
そして筋肉の疲労もさらに溜まってしまい、肩こりを引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。
【肩こりの原因は〇〇だった!?意外な共通点とは?】
これまでは肩こりの仕組みについてお話をさせていただきました。
では、日常で何が原因で肩こりを起こしてしまうのでしょうか?
実は私の10年の臨床経験から、肩こりをよく起こす方にはある「共通点」がありました。
それは肩こりでお悩みの方の多くが、長時間偏った姿勢を取り続けていたということでした。
時々周りを見渡してみると、背中を丸くしたり、顎を前に突き出したり、片脚に重心を乗せていたりする人を見たことはありませんか?
このような偏った姿勢が長く続くと体に負担がかかってしまい、先ほどお伝えさせていただいたような肩こりに繋がってしまうかもしれません。
そこで今回は、肩こりを改善し予防できる方法を3つご紹介させていただきたいと思います。
【肩こり改善!簡単な3つの予防法】
①姿勢をリセット!
偏った姿勢が長く続くと、いざ動く時に「痛たたっ」と言うような経験ありませんか?
先ほど「共通点」でもお話しさせていただいたように、長時間の偏った姿勢は負荷をかけ続けることになり肩こりの原因となることも。
そこで30分〜1時間毎にトイレ休憩やゆっくり背伸びなど、体を動かすことで長時間続いた姿勢をリセットしてみることをおすすめします。
しかし、物事に集中しているとつい何時間も経ってしまったということもあるかと思います。
なので、はじめは気がついた時に気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか?
②両脚を使って座る・立つ
座っている時や立ちっぱなしの時って、気がつけば片方へ体重が偏ったりしていたことはありませんか?
このような偏りも肩こりの原因になることがあります。
日頃から両足でしっかりと立ち、座る時はみぞおち辺りを少し前に突き出すことで負担を減らすことができるのでおすすめです。
しかし、始めは仕事や家事でお忙しい中、常にというわけにはいかないかも知れません。
まずは、一日で一番多く取る姿勢に対して少しずつ取り組んでみて慣れていくのもいいかもしれませんね。
③お風呂でゆっくりと温まる
じっくり湯船に浸かることで全身の血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれ、肩こり改善効果が期待できます。
目安としては、2〜3日に一度は40℃〜41℃のお湯に10分程度浸かるのがおすすめです。
温まるだけでも十分効果がありますが、湯船で手足の先から体の中心に向かって優しくマッサージを行ってあげるとさらに効果が期待できるのでぜひお試し下さい。
またお湯の温度が高すぎたり、長風呂になりすぎたりすると、のぼせの原因となることがありますので十分ご注意下さいね。
【まとめ】
今回は肩こりの原因と簡単な3つの予防法について書かせていただきました。
原因となる筋肉の疲労を改善するために、
①姿勢を定期的にリセットしてみる。
②両脚を使って座る・立つ。
③お風呂でゆっくりと温まる。
この3つのことを日頃から行うことで効果が期待できます。
しかし、もしこれらの内容を試しても一向に改善されないという場合は、他にも原因があるかもしれません。
そんな時は一度根本的な治療をおすすめします。
「治療といってもどこに行けばいいのかわからない!」とお困りであれば、こちらのQRコードからLINE登録していただきお気軽にご相談ください。
その時は私と一緒に根本的な原因を見つけ、体を改善していきましょう。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】