『コロナ禍で腰痛が急増!?その原因と3つの簡単な対処法』
こんにちは、ちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。
先日東京、京都、大阪、兵庫の4都道府県に対し、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が再び発令されました。
今年のGWもコロナによる自粛モードが続きそうですね。
当院では引き続き、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底することで、患者さんに安心してご来院いただける環境作りを行なってまいります。
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さて、ここ最近になり腰痛でお悩みの方からよくご相談を受けることがあります。
お話を伺ってみると、
「自粛で仕事量は減ったのに以前より腰が痛い…」
「テレワークに変わってからは腰痛が…」
などといったことを教えてくださいました。
コロナ禍でただでさえストレスが溜まっているのに、腰痛までとなるとほんとに嫌になりますよね。
私も以前は腰痛に悩まされていた時期があり、つらい気持ちは十分にお察しします。
腰痛は今や国民病とも言われており、下記の厚生労働省が提示しているデータからも、男女年齢問わず悩んでいらっしゃる方が多いということが証明されています。
ではなぜコロナ禍に腰痛の方が増えてしまったのでしょうか?
そこでこの度は、延べ5万人の患者さんを診させていただいた経験から、コロナ禍に腰痛が増えてしまう原因と、簡単で効果的な対処法3つをご紹介させていただきたいと思います。
このブログが少しでも腰痛でお悩みの方の役に立てればと考えております。
お時間のある時にご覧いただけますと幸いです。
【コロナ禍に腰痛が急増している原因とは?】
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先ほどの腰痛でお悩みの方にさらに詳しく伺ってみると、
「以前と比べると歩いたり動くことが少なくなった」
「座ったまま作業をすることが増えた」
といったことも教えてくださいました。
このように、コロナ禍になり動く機会が以前よりも減ってしまったという方に共通して、腰痛を訴えている方が多くいらっしゃいました。
厚生労働省の新型コロナウイルスに係るインターネット調査でも、感染拡大前と比べ「運動量」が減少したという方が約4割もいたことがわかりました。
(厚生労働省 インターネット調査より引用)
その中には先ほどの患者さん同様に、コロナ禍の自粛やテレワークが運動量減少の原因になってしまっている方もいらっしゃいました。
【腰痛と運動量の関係性】
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ではなぜ運動量の減少は腰痛の原因となるのでしょうか?
例えば、自宅の家電などの機械類も長い期間使わないでいると、動きが悪くなったり壊れて使えなくなってしまった経験ってありませんか?
普段から定期的に使っていたり、しっかりと手入れができていると長く愛用できるかと思います。
人もこれと似ていて、一日の運動量が減ってしまうと、体に不調を来してしまうんですね。
ざっくりとした説明になりますが、人の体は血液によって筋肉や内臓に栄養や酸素を送り届けることで健康を維持できています。
この際に、送られてきた血液を使って歩くなどの運動を行い、さらに全身に栄養や酸素を行き渡らせるといったサイクルを作り出しています。
運動量が減ると、この栄養や酸素がうまく行き渡らせなくなってしまうことにより、腰痛などの不調として体に現れてしまうんですね。
【簡単で効果的な3つの対処法】
ここではコロナ禍に増える腰痛に対して、簡単で効果的な対処法をご紹介させていただきます。
①1時間に一回は背伸びをしてみる。
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同じ姿勢や運動不足が続いている場合、1時間に一度の背伸びが効果的です。
定期的に体をリセットすることで血行が促され、腰痛予防効果が得られるためおすすめです。
②深呼吸をゆっくりと行う。
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先ほどもお伝えさせていただいた通り、人の体には酸素が必要とされています。
運動量が減ると呼吸も知らずのうちに浅くなり、十分に酸素を取り込めなくなってしまいます。
あまり出歩かなかった日など、ゆっくり時間をかけて深呼吸することでしっかりと空気中の酸素を体内に取り込むことができ、手軽に腰痛予防ができるのでおすすめです。
③お風呂に浸かり体を温める。
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お風呂に浸かり体を温めることで、血行促進効果が期待できます。
血行促進効果によって、栄養や酸素が筋肉や内臓に行き渡りやすくなり、腰痛予防に繋がるため効果的です。
目安としましては、40℃程の湯船に10分程度浸かることをおすすめします。
個人差は多少あるかと思いますので、のぼせたりなど十分にお気をつけくださいね。
【最後に】
お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございました。
この度はコロナ禍に増える腰痛の原因と対処法について書かせていただきました。
しかし、対処法を取り組んでみたものの、一向に改善されないという場合は他にも原因があるかもしれません。
そのような場合は、当院の整体や鍼灸治療がお役に立てるかも知れません。
お困りの際はひとりで悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
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【監修 鍼灸師 曹 将鎬】