ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『肩こりで腕が上がらない!そんな時に効果的な3つの解消法』

こんにちは、尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております院長の曹(ちょう)です。

最近はずいぶんと気温も上がり、もう少しすると夏の本番を迎えそうですね。

このような時期は気温差に体がついていけず、体調を崩してしまったというお話もよくお聞きします。

また、クーラーを使い始める時期でもあり、冷えによる肩こりでお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

先日当院に来院された患者さんも、肩こりでお悩みのようでした。

詳しくお話を伺ってみると、

 

「肩がこり過ぎているせいか、腕が上がらなくなってしまって…」

 

といったことも教えてくださいました。

 

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肩こりのせいで、何気ない簡単な動作ができない…

ちょっとしたことが急にできなくなると本当にストレスが溜まりますよね。

そこでこの度は、肩こりやその影響で腕が上がらないといった時に効果的な解消法について詳しく書かせていただきました。

この記事がきっとお悩み解消のお役に立てると考えております。

お時間のある際にご覧いただけますと幸いです。

 

 

【夏場の冷えが影響?暑くなる時期に多い肩こりとは?】

 

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先ほどもお伝えさせていただいた通り、夏場に近づくとクーラーや冷たい飲み物などを摂る機会が増えてきて、つい体を冷やしがちですよね。

人の体の筋肉は、血液によって運ばれてきた栄養や酸素をもらうことで柔らかく保てているのですが、そこにクーラーや冷たい飲み物などによって体を冷やしてしまうと、血行が悪くなり筋肉を硬くしてしまうんですね。

ほら、牛肉や豚肉といったお肉も冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと硬くなりませんか?

これと一緒で、人も体を冷やしてしまうと筋肉が硬くなり、結果的に肩こりを起こしてしまうんですね。

 

【肩こりで腕が上がらない…その原因とは?】

 

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では、肩こりでなぜ腕が上がらなくなってしまうのでしょうか?

実は、特に肩こりが起きやすい肩甲骨周りには、「腱板」という肩甲骨と腕の骨(上腕骨)を繋ぎ動かすための重要な筋肉が4つあると言われています。

その4つの筋肉が肩こりといったような、何かしらの原因によって硬くなったり擦り減ってしまうと、伸び縮みが上手くできなくなってしまい、肩や腕の動きを悪くしてしまうと考えられています。

突然ですが、輪ゴムって長期間放っておくと、伸ばした際にすぐにブチっと切れてしまったという経験ってありませんか?

これと似ていて、肩こりも長期間放っておくとさらに筋肉が硬くなってきてしまい、ひどいケースでは「腱板断裂」や俗に言う「四・五十肩」といった怪我に繋がりかねません。

個人差はありますが、特にこういったことは50〜60代頃から起こりやすいと考えられています。

また、このような肩甲骨と腕を繋ぐ筋肉が柔軟性を失うと、結果的に腕が上がらないといった症状が現れてしまうんですね。

 

【肩こり解消に腕も上がる!一石二鳥の解消法を3つご紹介!】

 

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ここでは、肩こりやその影響によって腕が上がらないといった時に効果的な解消法を3つご紹介させていただきます。

どれもご自宅で簡単に取り組める内容となっておりますので、お時間の許す際にぜひ取り組んでみていただけたらと思います。

 

①肩甲骨の内側を寄せてみる

 

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まずは画像の通り、椅子や机といったところに手をつき肩幅の位置まで開きます。

そして、腕と体の角度を90°程にそろえ、肘を曲げないよう伸ばします。

そのままゆっくりと息を吐きながら、胸あたりを前に突き出し、肩甲骨の内側を寄せます。

その後に、またゆっくりと息を吸いながら背中だけを天井に引っ張られるように丸めましょう。

この一連の動作を1日に10回を目安に行ってみると、肩周りの筋肉を柔軟にし、肩こりや腕の動きを良くすることができるためおすすめです。

 

②ツボを刺激してみる

 

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手三里(てさんり)」というツボを、気持ち良い程度に刺激してみることをおすすめします。

位置としては、肘を曲げた際にできる外側のシワに人差し指を置き、そこから指3本分手首側に向かったところにあります。(わかりにくい場合は画像をご確認ください)

肩こりや腕の疲れ・胃腸の働きを良くするなど、いろいろな症状に効果があるため、俗に「万能ツボ」とも呼ばれています。

注意点としましては、グリグリ押さずに30秒ほど一定の力で持続的に刺激してあげましょう。

 

③胸を開き大きく深呼吸

 

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大きくゆっくりと深呼吸を行い、しっかりと酸素を取り込んでみましょう。

酸素を意識的に取り込むことで血行の改善に繋がり、筋肉を柔軟に保つ効果が期待できます。

また、大きく深呼吸することで胸郭(肋骨や胸など)が開き、肩や腕が動きやすくなります。

いつでも簡単に行えますので、ぜひお試しくださいね。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度は、肩こりの影響で腕が上がらない時に効果的な解消法について書かせていただきました。

しかし、ご紹介させていただいた解消法を取り組んでみても一向に改善されないといった場合は、他にも原因が考えられるかもしれません。

そのような時は、当院の鍼灸や整体による根本治療をおすすめします。

もしお困りであればお一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

その際は全力でサポートさせていただきます。

 

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【監修 鍼灸師 曹 将鎬】