『夏の肩こりは冷えや運動不足が原因?3つの対処法で肩こりを解決!』
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
7月に入ってからは本格的に暑くなってきましたね。
このような暑い時期は、熱中症のリスクが高まる時期でもあるので、お出かけの際には水分補給を小まめに行い、体調管理には十分ご注意ください。
さて、先日当院に来院された患者さんですが、
「何かした覚えがないのに、肩こりがひどくて…」
といったことでお悩みのようでした。
肩こりって一度なってしまうと、常に何か重りを乗せられているかのようで本当に疲れますよね。
そこでこの度は、今の夏の時期に多い肩こりの原因や効果的な対処法について詳しく書かせていただきました。
お時間のある際に、ぜひご覧いただけますと幸いです。
【夏の肩こりが多い理由は過ごし方にあり?】
さらにお話を伺っていく中で、
「暑さのせいでどこにも出かける気がしなくて…」
といったことも教えてくださいました。
こんな蒸し暑い日はどこにも出かけず、冷房の効いた自宅でゆっくり過ごしたくなるのも無理のないことだと思います。
去年の7月にマイボイスコム株式会社が実施した、
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26410
でも、4割弱の方が夏は「主に自宅で過ごす」という結果が明らかにされています。
実は、つらい肩こりを起こす理由には、この「夏の過ごし方」が大きく関係していると考えられています。
【夏の肩こりは冷えや運動不足が原因?】
暑い日は、冷房の効いた部屋から出るのが嫌になりますよね。
また、アイスコーヒーやアイスクリームなど口当たりの良いものが美味しく感じますよね。
しかし、このような体を冷やす原因にもなる冷房や冷たいものは、つらい肩こりの原因となっている恐れがあります。
本来、人の体は血液に含まれる栄養や酸素を血の巡りによって、筋肉や内臓といった全身に運んでいます。
そして、その栄養や酸素を使って筋肉や内臓が働き、さらに血液を全身に巡らせるといったサイクルを作り出しているんですね。
また、その血液が流れる血管は、体が冷えると熱を逃さないよう、血管を縮めて体温を調節しようとします。
ほら、寒く感じた時って無意識に体に力が入ってしまいませんか?
このような形と似ていて、血管が縮まることで体の血行が悪くなってしまうと、栄養や酸素が筋肉に行き渡らなくなることで硬くなり、肩こりの原因になってしまいます。
他にも、暑さのせいで外出機会が減ってしまうと運動不足となり、先ほどの冷えと合わさって肩こりの悪循環を起こしてしまっていたんですね。
【夏の肩こりを解決!簡単な3つの対処法】
今回はこのような夏の肩こりを起こしてしまった際の、簡単な対処法を3つご紹介させていただきます。
ぜひ取り組んでいただき、つらい肩こりを解決していただければ幸いです。
①温かい飲み物で締める
体を冷やすことがあまり良くないといっても、この暑い時期に難しいところがありますよね。
このような場合には、冷たいものを飲んだり食べた後の最後に、温かいお茶や白湯などで締めてあげることをおすすめします。
最後に温かい飲み物で締めてあげると、体を冷やしたままにすることを防ぐことができ、肩こりの予防に繋がります。
簡単に行えますので、ぜひ一度お試しください。
②ウォーキング
日中や夕方はまだ暑い時間が続きますので、朝や夜といった気温が少し低い時間帯に20分程度のウォーキングを心がけてみましょう。
ウォーキングは全身運動に繋がり、血行促進効果によって冷えと運動不足を同時に解決できるため、肩こりにもおすすめです。
③お風呂にじっくり浸かる
他のブログ記事でもよくご紹介させていただいておりますが、お風呂は体を温めることで血行が改善され、肩こりや冷えといった症状に抜群の効果が期待できるため、今回もおすすめさせていただきました。
夏場ですので、3日に一回はゆっくりと浸かる日を作ってあげましょう。
冷房や冷たいものが原因の肩こりでお悩み場合は、ぜひお試しいただければと思います。
【最後に】
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は夏の冷えや運動不足が原因となる、肩こりの対処法について書かせていただきました。
この度のブログ記事が、少しでもお役に立てたのであれば幸いです。
しかし、3つの対処法を取り組んでみても改善されないといった場合は、他の理由があるかもしれません。
そのような時はお一人で悩みを抱え込まず、一度当院にご相談ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】