『ふくらはぎや足のだるさが取れない時の3つの解消法』
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。
最近は当院に来院される患者さんから、
「座っているとふくらはぎがだるくなる…」
「立ち仕事の後は足がだるくて仕方ない…」
「ふくらはぎや足のだるさが取れない…」
といったようなお悩みの声をよくお聞きすることがあります。
そこでこの度は、このようなお悩みに対する解消法について書かせていただきました。
もし同じようなことでお悩みの場合は、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【ふくらはぎや足がだるくなるのはなぜ?】
突然ですが、人の体は常に新鮮な血液が体の隅々を巡ることで、筋肉や内臓などを元気に保つと考えられています。
また、血液内には栄養や酸素が含まれており、その血液で元気になった筋肉や内臓が活発に働くことで、さらに血液の巡りをスムーズに行ってくれるという仕組みを作っているんですね。
普段何気なくしている呼吸ですが、この呼吸を一度止めると徐々に苦しくなってきませんか?
これと似ていて、体も何らかの負担がかかり血液の巡りが悪くなると、筋肉や内臓は栄養と酸素が足りなくなってしまい、徐々に苦しくなってしまいます。
その結果、ふくらはぎや足のだるさといったような疲れを感じてしまうんですね。
【ふくらはぎや足のだるさが取れないのはある習慣が原因だった?】
今回のようなお悩みをお持ちだった患者さんにお話を伺ってみると、
「仕事中や仕事終わりが特にだるくって…」
といったことを教えてくださいました。
テルモ株式会社が実施した、
では、「足に何らかの違和感を感じる人」が全体の8割以上にも及ぶとした上で、その内の多くの方が「2時間以上立ち仕事」「座りっぱなし」といった、長時間の同じ姿勢を職場で行っていたことが明らかにされています。
(テルモ株式会社 「足のむくみ・だるさに関する意識調査」より引用)
このように、立ち仕事やデスクワークといった長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは、習慣化すると足腰の筋肉を硬くする傾向にあります。
この硬くなった筋肉は川の流れをせき止めてしまうように、血のめぐりを悪くすることでふくらはぎや足にだるさを起こしてしまっていたんですね。
【ふくらはぎや足のだるさを解消する3つの方法】
このような同じ姿勢が原因となるふくらはぎや足のだるさは、硬くなった筋肉を柔軟に保つために血の巡りを良くすることが重要となってきます。
なので、今回はそのための解消法を3つご紹介させていただきます。
①1時間に一回は体を動かしてみる
長時間の同じ姿勢は体の筋肉を硬くし、血の巡りを悪くしてしまいます。
1時間に一回は、立つ・座る・歩くなどと状況に合わせて体を動かすことをおすすめします。
これにより筋肉が硬くなる前に一度リセットすることができ、ふくらはぎや足のだるさの解消に繋がるためぜひお試しください。
②水を小まめに摂る
常温か少し冷たい程度の水を日頃から小まめに飲んであげましょう。
小まめに摂ることで代謝が良くなり、血の巡りも改善されやすくなります。
簡単に行えることですので、ぜひおすすめします。
注意点として、冷たすぎる水や多量の水を一気に飲むことは、体を冷やしたり場合によってはむくみを起こしたりする原因にもなり、却って悪化させてしまうことがありますのでお気をつけください。
③大きく深呼吸
ゆっくりと大きく深呼吸することで、リラックス効果や酸素をしっかりと取り込め、血の巡りが良くなるためおすすめです。
最近はマスクによって息苦しさを感じているという声もあり、酸素が不足してしまっている方も多いようです。
なので、人がいないところや屋外の落ち着いた場所で、ぜひ一度行っていただけたらと思います。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度はふくらはぎや足のだるさの解消法について書かせていただきました。
しかし、解消法を取り組んでみても中々解消されない、効果はあるが解消しきらないといった場合は、他の原因が考えられるかも知れません。
そのような際は、当院がお力になれると考えておりますので、お早めにご相談いただけますと幸いです。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】