『指や手の痺れが治らないのはストレスが原因?そんな時の改善策とは?』
「手の痺れで力が入らない…」
「指先に痺れがあって気持ち悪い…」
「指や手の痺れのせいで重だるい…」
当院に来院される患者さんから、このようなお悩みの声をお聞きすることがありました。
この度は、このような指や手の痺れを改善するための方法について書かせていただきました。
お悩みの際には、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えております。
お時間のある際に、最後までご覧いただけますと幸いです。
【ストレスが不調の原因?驚きの事実とは?】
ココネ株式会社が運営する「ココロラボ研究所」が実施した、
では、「普段からストレスを感じやすいと思いますか?」という質問に対して、90%もの方がストレスを感じているという事実が明らかにされました。
(ココロラボ研究所 ”ストレス”についてのアンケート調査より引用)
ストレスを溜め込んでしまうと、イライラして家庭や仕事にまで影響が出てしまうというお話もよくお聞きします。
当院に来院された患者さんからも、
「相手にきつく当たってしまった時は、自分が嫌になる…」
と、さらにストレスを感じてしまっている方もいらっしゃいました。
人の体は過度にストレスを感じると、体の筋肉や内臓にも不調を起こしやすい傾向にあります。
ほら、嫌なことや緊張したことがあった際に、胃が痛くなったり肩がこったりした経験ってありませんか?
これと似ていて、知らずのうちにストレスを感じたり溜め込んでしまうと、人の体は不調を起こしやすくなってしまうんですね。
【指や手の痺れの原因はストレスにあった?】
では、ストレスと痺れにはどのような関係があるのでしょうか?
突然ですが、人の体の内臓や筋肉には血液に含まれる栄養や酸素が必要と考えられており、血の巡りによって全身に隈なく運ばれています。
しかし、先ほどのようにストレスを感じると筋肉も硬くなる傾向にあり、その硬くなった筋肉が血の巡りを妨げてしまいます。
その影響によって、栄養や酸素が十分に行き渡らなくなってしまい、結果的に痺れを起こしてしまうんですね。
【指や手の痺れが治らない時の改善策】
今回のような、指や手の痺れの改善に効果的な方法をまとめさせていただきました。
簡単な内容となっておりますので、お手隙の際に取り組んでいただければと思います。
①水を小まめに飲む
水を小まめに飲むことで、代謝が上がり血の巡りを良くしてくれる効果が期待できます。
冷たい水は体の冷えに繋がり、却って血の巡りを悪くしてしまうこともありますので、常温か少し冷えた程度をおすすめします。
②適度な運動
人の体には栄養や酸素の他に、体を動かした際の「刺激」が必要と言われています。
筋肉を動かすことで血の巡りを良くし、ストレスの発散にも効果的です。
1日に20分ほどのウォーキングやお風呂上がりにストレッチなど、簡単なことから始めていただくことをおすすめします。
③大きく深呼吸
深呼吸は人の体に必要な酸素を取り込めることはもちろんのこと、リラックスしたい時にも効果的です。
普段よりもじっくり時間をかけて、大きく深呼吸することをおすすめします。
【最後に】
この度のような痺れを改善するためには、ストレスを溜めないということと、血の巡りを良くする必要があります。
なので、ご紹介させていただいた内容をできる範囲から行っていただくことをおすすめします。
しかし、これらのことでも効果が得られなかった際は、他の原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、お早めに当院へご相談ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】