ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『足の裏や手のひらが熱いせいで眠れない!そんな時の3つの対処法』

 

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「足の裏や手のひらが熱いせいで眠れない…」

「夜になると足の裏が火照ったように熱くなる…」

 

このようなことでお悩みではありませんか?

 

 

【足の裏や手のひらが熱い時におすすめの対処法とは?】

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こんにちは、兵庫県尼崎市ちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。

最近、当院へ来院なさる患者さんから、このようなお悩みをお伺いすることがありました。

明日も朝から仕事や用事があるのに、夜眠れないのはつらいですよね。

私も以前まで同じような症状が頻繁にあり、よく悩まされていました。

足や手の芯が熱いような、何とも言えない嫌な感覚ですよね…

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そこでこの度は、そんな時に役立つおすすめの対処法について書かせていただきました。

少しでもこのようなことでお悩みの方のお役に立てればと考えております。

お手隙の際に、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

【足の裏や手のひらが熱いと眠れないのはどうして?】

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では、なぜ足や手が熱くなると眠れないといったことが起きてしまうのでしょうか?

突然ですが、冷房を使う時って室内を冷やすために、エアコンから出る温かい空気を室外機を通して外に出しませんか?

これと似ていて、人は手や足などといった末端から体に溜まった熱を逃してあげることで体温を下げ、眠気を起こすと言われています。

その際、医学的な論文でも言われているように、手や足などといった末端の血管を広げることでこの働きがスムーズにできているとされています。

赤ちゃんが眠たくなると、手足が温かくなるのもこのためと考えられています。

 

睡眠前の体温変動が入眠に及ぼす影響 より引用

http://id.nii.ac.jp/1136/00002386/

”末梢血管を拡張させ熱放散量を増加させるなど体温調節に働く一方、睡眠を調節する機能を持つといわれる。”

 

しかし、この暑い時期は冷たい飲み物や冷房などによる体の冷え過ぎによって、これらの働きが苦手になってしまいがちになります。

体が冷えると血液のめぐりを悪くしてしまい、うまく送り出せなくなった血液は手や足といった末端で滞りやすくなり熱を溜め込みやすくなってしまいます。

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また、人は体が冷えると熱を逃しまいと血管を縮める働きがあり、熱の発散をうまくできなくなってしまうこともあります。

このような悪循環を起こしてしまうと、結果的に今回のような足や手が熱くて眠れないといったことに繋がってしまうんですね。  

 

【足の裏や手のひらが熱くて眠れない時の対処法3選】

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では、そのような時におすすめの対処法について3つご紹介させていただきます。

どれも簡単な方法となっておりますので、ぜひ一度取り組んでいただければと思います。

 

①日頃から水を小まめに飲む

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水を小まめに飲むことで代謝が良くなり、血行が改善されることで眠りやすくなる可能性があります。

ある研究の水と健康に関する記事では、水は最低でも1時間に80ml〜120ml摂ると良いとされています。

また、人の水を飲む際の一口がおおよそ20mlと言われているため、10〜15分に一回は水を飲むと良いかと思われます。

日頃から水を持ち歩くことで手軽に取り組める方法となっておりますので、ぜひお試しください。

 

②簡単なストレッチ

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お風呂上がりや就寝前に心地良い程度でゆっくりとストレッチを行うと、血行促進やリラックス効果が期待できるためおすすめです。

その際、呼吸を一緒に取り入れるとさらに効果的ですので、お困りの際には一度お試しいただければと思います。

 

③夕方以降にお風呂に浸かる

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お風呂にゆっくりと浸かり、全身を温めることで血液の巡りを改善・リラックスすることができるため、今回のような場合にはぜひおすすめします。

ある論文では、夕方〜就寝前にお風呂に浸かると眠りやすいといった研究結果も出ており、簡単な方法ですので一度取り組んでいただければと思います。

目安としては、40度の湯船に全身浴で10分ほど浸かっていただくと良いかと思います。

 

【最後に】

この度は、足の裏や手のひらが熱いせいで眠れないといった際の対処法について書かせていただきました。

ご紹介させていただいた内容が、少しでもお悩み解消のお役に立てれば嬉しく思います。

しかし、この度の対処法を取り組んでみたものの、中々改善されないといった際には他にも原因があるかも知れません。

そのような場合には、お早めに当院へご相談いただけますと幸いです。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】