『肩こり解消におすすめのツボとそのマッサージ方法とは?』
「肩こりはもう仕方がないと諦めている」
「簡単な肩こり解消方法があれば知りたい」
もしこのようにお考えであれば、ぜひこの度のブログをご覧いただければと思います。
【肩こりを解消するツボには効果的なマッサージ方法があった?】
こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、曹(ちょう)です。
よく肩こりにお悩みの方から、このような声をお伺いすることがあります。
今では肩こりは国民病とも言われており、厚生労働省が行なった体の悩みについての調査でも、女性は1位、男性は2位と多くの方が悩まれてる状況です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/04.pdf
”症状別にみると、男では「腰痛」での有訴者率が最も高く、次いで「肩こり」、「鼻がつまる ・鼻汁が出る」、女では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっている。”
また、肩こり解消にストレッチやマッサージなど、いろいろな方法がある中で、鍼灸のツボを使った解消法も一度はお聞きしたことがあるかもしれません。
しかし、ツボを使った感想として、
「肩こりに効いているのかよくわからない」
といった声もお聞きすることがありました。
スマホでツボの場所を検索してから、実際に書いてある通りに触れてみても、本当に合っているのかハッキリしないところがありますよね。
そこでこの度は、このような肩こり解消に効くツボの、効果的なマッサージ方法についてご紹介させていただければと思います。
きっとお役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
【肩こりが中々解消されないその理由とは?】
そもそも、どうして肩こりは起こってしまうのでしょうか?
最近では、長時間のデスクワークや、スマホで動画を見るといった毎日が当たり前となってきました。
このように、人は1日を通して動く機会が減ると、体に受ける刺激も減ってしまいます。
そして、人の体は刺激が減ると代謝が落ちてしまい、筋肉を硬くする傾向にあると言われています。
そうすると、硬くなった体をかばうように姿勢のバランスが崩れ、猫背になることで呼吸まで浅くなってしまうんですね。
また、呼吸が浅くなると体に必要な酸素を十分に取り込めなくなることから、さらに代謝は悪くなり、疲れを溜め込みやすくなってしまうのです。
ほら、山の頂上では、酸素が薄いせいで息苦しくなるといったことをお聞きしたことはありませんか?
あれって、吸い込む酸素量が減ったことで、体に必要な酸素を取り込めなくなり、不調を起こしてしまっていると言われています。
これと同じで、酸素を取り込めないために疲れを溜め込んだ体は、結果的に頑固な肩こりを起こしてしまうんですね。
【肩こり解消!肩こりツボへのおすすめマッサージ法】
では、このような肩こりを解消するツボと、その効果的なマッサージ方法についてご紹介させていただきます。
今回使うのは、「中府(ちゅうふ)」というツボを刺激していきます。
「中府(ちゅうふ)」は肩や背中のこりだけでなく、呼吸も楽にしてくれるといった効果が期待でき、肩こりでお悩みの際にはおすすめのツボです。
場所としては、鎖骨の下を外側になぞっていくと骨にぶつかる位置がありますので、そこから親指1本分下のあたりにあります。
そこをマッサージする方法ですが、まずは上向きに寝ていただきます。
もし床で行う際は、硬い床だと体の負担となることがありますので、ヨガマットや敷布団などを敷いてあげるのがおすすめです。
そして、肩こりがある側の「中府(ちゅうふ)」の位置を見つけ、中指で押さえたまま画像のように腕を開きます。
開きましたら、気持ち良い程度で結構ですので、点に円を描くようにゆっくりとマッサージしていきます。
この際、ポイントとして、必ず深呼吸を取り入れながら行ってあげるようにしましょう。
マッサージをしながら深呼吸を3回しましたら終了となります。
もし左右ともに肩こりでお悩みの場合には、両方を行なっていただいても大丈夫です。
目安としては、1日に朝と夜の2セット行うことをおすすめします。
また、もし腕を上げることがつらいといった際には、下の画像のように、手のひらを天井に向けながら横に開くだけでも結構ですので、ぜひお試しください。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度は、肩こり解消に効果的なツボのマッサージ方法についてご紹介させていただきました。
このブログが、少しでも肩こりに悩まれている方のお役に立てれば嬉しく思います。
「取り組んでみたけどあまり効果が感じられなかった」
「マシにはなっても肩こりが取りきれない」
もしこういったことがありましたら、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、当院へお早めにご相談いただけますと幸いです。
お問い合せ方法としましては、
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・当院の公式LINEアカウント
からお気軽にご連絡かメッセージをお願いいたします。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】