ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『膝の内側にある痛みを自宅で解消する2つの方法』

 

「立ち上がる時に膝の内側が痛む…」

「膝を曲げると内側が痛い…」

 

この度は、このような膝の内側にある痛みを解消する方法について書かせていただきました。

 

 

【膝の内側にある痛みは自宅で解消できる?その方法とは?】

こんにちは。

兵庫県尼崎市で、ちょう鍼灸整体院を開業しております曹(ちょう)です。

先日、膝の痛みでお悩みだった患者さんから、

 

「床から立ち上がろうとすると膝の内側が痛くて…」

 

といったご相談をいただくことがありました。

そのせいで、これまで行なっていた趣味や運動にまで支障をきたし、控えるようになってしまったとのこと。

今まで何ともなくできていた趣味や運動を、突然楽しめなくなるのはつらいですよね。

厚生労働省が実施した性別にみた自覚症状の有無でも、「手足の関節が痛む」といった方が、男性では5位、女性では3位と、特に女性の方を悩まされていることが明らかにされています。(厚生労働省 国民生活基礎調査 自覚症状の状況より引用)

そこでこの度は、このような膝の痛みで悩んでおられる方に向けて、自宅でできる解消法をご紹介させていただきました。

この方法を取り組んでいただけると、膝の痛みが解消され、趣味や運動などをまた楽しめるようになるかもしれません。

きっとお役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

【膝の内側にある痛みを原因から解消するためのポイントとは?】

膝の痛みとしては、よく「変形性膝関節症」といった言葉をお聞きになったことがあるかもしれません。

膝関節にある軟骨が使いすぎですり減り、変形してしまうことで痛みを起こすといったようなことが一般的に言われているかと思います。

もちろん、このように膝へ負担をかけてしまうことで、関節内で炎症を起こし、痛みに繋がるケースもあります。

ですが、今回来院なさった患者さんに、何か思い当たる節がないかをお伺いしたところ、

 

「最近は仕事が忙しくなり、5時間以上座りっぱなしが続いている」

 

といったことを教えてくださり、特に膝に負担をかけた覚えはないとのことでした。

 

そして、さらに詳しくお話を伺っていくと、ちょうどその時期と膝が痛み始めたタイミングが同じ頃だということも教えてくださいました。

突然ですが、「腰」という漢字には「要(かなめ)」という文字が入っているように、体の土台となる重要な役割を持っています。

ですが、長時間座ったままの姿勢でいると、徐々に筋肉に疲労が溜まることで、足を組んだり重心を傾けたりと、この土台となる腰のバランスは崩れやすくなってしまいます。

ほら、家の土台が傾いていると、家全体のバランスにも偏りが出てしまいませんか?

実は人の体もこれと似ていて、土台となる腰に偏りが出てしまうと、それを支えている上半身や下半身に負担をかけやすくなってしまいます。

 

そうすると、下半身ではその偏りを抑えようと、お尻や太ももまわりの筋肉で支えようとすることで、膝にも負担をかけるようになってしまうんですね。

そのような状態が続いた結果、膝に痛みを起こしてしまったと考えられます。

ですので、今回のような膝の痛みに関しては、長く続いた腰への負担が一つの原因になっていたんですね。

 

【膝の内側にある痛みを解消する2つの方法】

では次に、このような場合におすすめする、自宅でできる解消法を2つほどご紹介させていただきます。

 

①クッションやバスタオル膝の間に挟む

まずクッションや丸めたバスタオルを準備します。

そして、ベッドやヨガマットなどの上で、仰向けに寝ていただき、足を揃えながら膝は90°程度に曲げておきます。

そこへ、準備しておいたクッションや丸めたバスタオルを膝の間に挟み、おへそを覗き込むように少しだけ頭を起こします。

そして、そのままの姿勢で3秒間キープし、終わりましたら戻して休憩します。

 

この一連のことを、1日に10回×3セット(朝・昼・晩と分けて行う)行ないます。

その際の注意点として、

 

・必ず息を吐きながら覗き込むように行なう

・クッションを落とさないようしっかりと挟んでおく

 

といったことを意識していただけると、尚良いかと思います。

この方法を行なうことで、体の中心となる筋肉を鍛えることにつながり、腰や膝のバランスを整えることができます。

お時間の許す際に、ぜひ一度お試しいただければと思います。

 

②1時間に一回はその場から立ち上がる

先ほどのように、長時間同じ姿勢のままとなると、腰や膝への負担をかけることに繋がってしまいます。

ですので、座りっぱなしが続くといった際には、1時間に一回はその場から立ち上がることをおすすめします。

定期的に立ち上がることで、腰への負担を減らすことができ、今回のような膝の痛みを予防することができます。

簡単に取り組める方法ですので、ぜひ日頃の生活に取り入れていただければと思います。

 

また、この度の内容を下記の動画にまとめさせていただきました。

お時間の許す際に、ぜひご視聴ください。

 

↓↓↓(解消法のみであれば、02:47からとなっております。)

 

www.youtube.com

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てたのであれば嬉しく思います。

しかし、これらのことを取り組んでみても

 

「一向に解消されない」

 

といった際には、他にも原因が考えられるかもしれません。

そのような時は、当院の整体や鍼灸施術がおすすめです。

もしお悩みの際は、お早めにご相談いただけますと幸いです。

 

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【監修:鍼灸師 / 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】