『階段を降りるときに膝が痛い…原因から解消する3つの方法』
「階段を降りるときに膝が痛い…」
「膝が痛いせいで歩くのもつらい…」
当院へお越しになられた患者さんから、このようなお悩みをお伺いしました。
【階段を降りるときに膝が痛い!湿布やストレッチが効かない場合の解消法とは?】
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
先日、このような膝の痛みで悩んでおられる患者さんから、ご相談をいただくことがありました。
さっそくお話を伺っていくと、
「これまで何件も治療院へ通ったけど、全く治らなくて…」
「普通に歩けるようになりたいんです」
と、切実な思いを教えてくださいました。
他にも湿布やストレッチをしてみたものの、全く効果を感じられなかったようです。
そして、最近は階段を降りるときの痛みだけでなく、お孫さんと並んで歩くこともつらくなってきたとのこと。
そのような状況を何とかしたいという思いから、当院へご相談くださいました。
このように、膝の痛みで悩みを抱えておられる方は、毎日を大変な思いで過ごされているかと思います。
そこで今回は、このような膝の痛みを原因から解消する方法について、ご紹介させていただきました。
もし同じような膝の痛みで悩んでおられる際は、この度のブログがきっとお役に立てると考えております。
お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧ください。
【膝が痛い時に原因から解消するためのポイント】
では、そもそも膝の痛みが起こる原因とは何なのでしょうか?
突然ですが、膝の痛みでお悩みの方からは、
「レントゲンを撮ると、膝の軟骨がすり減っていた」
という声を、よくお聞きすることがあります。
今回お越しになられた患者さんも、過去に行なった検査では、軟骨のすり減りを指摘された経験があったようです。
ですが、お身体を検査させていただくと、痛みは膝の関節部分よりも筋肉の付け根部分にありました。
さらにお身体を詳しく検査していくと、膝まわりの筋肉をはじめ、足首や股関節の筋肉までもがカチカチに硬くなっている状態だったのです。
実は医学的な論文を調べてみると、関節にある軟骨自体には、痛みを感じる神経は通っていないと書かれています。
変形性関節症はなぜ痛いのか? より引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/27/1/27_19-0018/_pdf/-char/ja
”関節軟骨は無神経野だが、関節内には、滑膜組織や半月板外縁などに多くの神経終末が存在する”
そして、痛みを感じる場合のほとんどが、軟骨ではなくその周りにある筋肉や靭帯・関節を包んでいる膜などに異常を起こすためだと考えられています。
つまり、膝の軟骨がすり減っていたとしても、筋肉や靭帯・関節を包んでいる膜などの状態を改善することで、今回のような膝の痛みは解消できる可能性があるということになります。
【階段も怖くない!膝が痛い時に原因から解消する3つの方法】
では、そのような状態を改善させるためには、どうすれば良いのでしょうか?
今回は、根本的な原因を取り除くための、3つのおすすめ解消法をご紹介させていただきます。
①深呼吸で「酸素」を取り込む
実は、筋肉に疲労が溜まり硬くなってしまっている場合は、体の「酸欠状態」が原因になっている可能性があります。
人の体は、呼吸によって「酸素」を取り込み、その「酸素」によって筋肉を動かすためのエネルギーを作り出します。
例えるならば、車に必要なガソリンと近い役割を持っています。
車も「ガス欠」になると動かなくなるのと同じで、筋肉も「酸欠」になると硬くなり動きにくくなってしまうんですね。
そして、そのような状態のまま生活し続けることで、筋肉はさらに硬くなってしまいます。
そのようなことが一つの原因となり、今回のような痛みに繋がってしまうと考えられます。
ですので「酸欠」を防ぎ、筋肉の状態を改善させるためにも、1時間に1回は大きくゆっくりと深呼吸することをおすすめします。
②貧乏ゆすり
貧乏ゆすりと聞くと、意外に思われる方がいらっしゃるかも知れません。
実は、筋肉には「酸素」の他にも、適度な「刺激」が必要と言われています。
この「刺激」には、先ほどの「酸素」を含んでいる血液を、ポンプのように送り届けてくれる役割があります。
貧乏ゆすりをすることによって、筋肉へ負担のない適度な「刺激」が加わり、血行を良くすることができます。
その結果、全身へしっかりと酸素を送り届けられるようになり、筋肉の状態を回復することで痛みが解消される可能性があります。
③ツボを刺激する
ツボの名前は「湧泉(ゆうせん)」と言い、全身の血行を良くしてくれたり、むくみなどに効果があるため、今回のようなお悩みにもおすすめです。
足でグーをした時にできる、足裏中央から少しつま先側にある凹みで、足の人差し指と中指の延長線上の位置にあります。
指でマッサージやゴルフボールを使ってツボに刺激を加えるなど、心地良い程度の力で、1分ほど行なっていただければ良いかと思います。
【最後に】
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度は、階段を降りるときに起こる膝の痛みを、原因から解消する方法についてご紹介させていただきました。
どれも簡単な方法となっておりますので、ぜひお試しください。
しかし、これらの方法を取り組んでみても、一向に解消されないといった時は、整体や鍼灸による施術もおすすめです。
当院でも施術を承っておりますので、お悩みの際はお気軽にお申し付けください。
[膝が痛いとお悩みだった患者さんからのお声]
実際に、今回当院へお越しになられた患者さんから、お喜びの声を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。
膝の痛みで悩んでおられましたが、施術後は、
「痛みがほとんどない!普通に歩ける!」
と、大変驚いておられたのが印象的でした。
その数日後も、「すごく歩きやすくなりました」とわざわざご報告までいただき、本当にありがとうございます。
少しでもお力になれて嬉しく思います。
もしこのような膝の痛みでお悩みの際は、お早めにご相談いただけますと幸いです。
(※ご相談は下記のLINEからお友だち登録後に、メッセージをお願いいたします。)
【鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ) 監修】