ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『腰痛に安静はNGだった!最新の予防法とは?』

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「長年腰痛で悩んでいる…」

「腰が抜けそうになった…」

「長時間立っていられない…」

 

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

腰痛があると何事にも集中できなくてイライラしてしまいますよね。

私も一度きつい腰痛に見舞われた経験があり、当時は本当につらかったことを覚えています。

先日腰痛で初めて来院された患者さんにもお話を伺ってみると、

 

「ずっと腰痛に悩まされていて、もう治らないんでしょうか?」

 

と切実に悩んでおられました。

何か腰痛に対して対処をなさっているかお伺いしたところ、

 

「痛みが出た時は安静にしている」

 

ということを教えてくださいました。

実は、最新の腰痛に関する論文によると、腰痛の多くは安静にしすぎると悪化する可能性があるということが証明されてきました。

 

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そこでこの度は、腰痛でお悩みの方に少しでも役立てればと思い、安静がNGとなる理由と最新の予防法について書かせていただきました。

お時間のある際にご覧いただけますと幸いです。

 

 

腰痛に対して安静がNGとなる理由とは?

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突然ですが、長い時間座ったり寝るなどといったことの後に、いざ立ち上がろうとすると腰が「いたたたっ」という経験ってありませんか?

安静にしすぎるとこのような状況と似ていて、却って調子を悪くしてしまうんですね。

 

人の体は血液に含まれる栄養や酸素を筋肉や内臓に運ぶことで健康を維持できていると言われています。

その際、運ばれてきた栄養や酸素で筋肉を動かすことで、さらに血液を送り届けるという仕組みが作られています。

しかし、安静などで長時間同じ姿勢が続いてしまうと、この一連の仕組みがスムーズに行われなくなり、腰痛などの痛みを引き起こしてしまうんですね。

 

腰痛の新常識!最新の予防法とは?

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では、実際にこのような腰痛への正しい対処法とはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか?

ここでは2つご紹介させていただきたいと思います。

 

 

・安静よりも無理のない範囲で動く。

 

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最近では、安静にしすぎるよりも無理のない範囲で日常生活程度に体を動かすことが早期改善に繋がることがわかってきました。

無理のない範囲で体を動かすことによって、筋肉に対して刺激が加わり、筋力低下の予防や血行促進に繋がり腰痛が改善されやすくなるためと考えられています。

しかし、体を動かすと言っても重いものを持ち上げるなど、却って腰痛を悪化させてしまうようなことは控える方が良いかと思われます。

 

・お風呂やホッカイロなどで温める。

 

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お風呂やホッカイロなどで腰を温めてあげることで、血行が良くなり腰痛改善効果が得られるためおすすめです。

注意点としましては、ホッカイロは低温やけどの恐れもあるため、必ず布一枚を敷いた上でご利用ください。

また、長時間温めすぎると却って血行を悪くしてしまう可能性もあるので、定期的に位置を変えてあげると良いかと思います。

 

最後に

いくつか安静よりも効果的な対処法をご紹介させていただきましたが、少しでも腰痛でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

しかし、これらのことを試してみても一向に改善されないという場合は、他にも原因があるかも知れません。

そのような時は根本治療として整体や鍼灸をおすすめします。

当院でもこのような腰痛のお悩みついてご相談を受け付けております。

お困りの際はぜひお気軽にご連絡ください。

 

また、腰痛は今回のような慢性的な症状がほとんどですが、時には見落とすと危険な病気のサインでもあります。

限定的でなく広範囲に及ぶ腰痛や痺れ、動作や時間に関係なく現れる腰痛などがある場合は、一度お近くの医療機関にてご相談ください。

 

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【監修 鍼灸師 曹 将鎬】