ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『肩こりや首痛を解消する簡単なストレッチ方法とは?』

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こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。

最近は暑さの影響で屋内と屋外の温度差が激しいせいか、肩こりや首の痛みを訴えて来院なさる方が多いように感じます。

肩こりや首の痛みって常にだるさが乗しかかってきて、1日の疲れが普段の何倍にも感じますよね…

もしこのようなことでお悩みであれば、この度のブログ記事がお役に立てると考えております。

お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【肩こりや首痛は温度差による疲労が原因?】

真夏日の日差しと青空の写真

 

最近は毎日本当に蒸し暑くて参ってしまいますね。

今回肩こりと首の痛みで来院された患者さんからも、

 

「暑さのせいか外に出ると体がしんどくて…」

 

といったことを教えてくださいました。

 

株式会社ネオマーケティングが実施した、

 

夏の体調不良に関する調査

https://www.neo-m.jp/investigation/233/

 

では、「夏の体調不良で経験のあるもの」というところでは、「全身の疲労感・疲れやすくなる」と回答した人が63%と最も多いことが明らかにされました。

また、「夏の体調不良の原因だと思うもの」という質問に対しては、「暑さに対する体力消耗」に次いで、「冷房による外気温との差」が最も多い結果になったとのこと。

 

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(株式会社ネオマーケティング 夏の体調不良に関する調査より引用)

 

このことからも、激しい温度差は体に疲労を貯める原因となり、肩こりや首痛を起こしてしまっていたんですね。

 

【肩こりや首痛を解消するカギとなるのは血の巡り?】

落花して枯れ行く花の写真

 

では、なぜ温度差による疲労で肩こりや首痛が起こってしまうのでしょうか?

突然ですが、花にも肥料や水が必要なように、人の体の筋肉や内臓にも血の巡りによって運ばれてくる、栄養や酸素が必要と考えられています。

また、人はこのような温度差といった変化に対応するため、筋肉や血管を柔軟に伸び縮みさせることで血の巡りを調節し、体温を維持するといった働きが備わっています。

 

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身近なもので例えると、ホースをギュッと潰したり折ったりすると水の通りが悪くなったという経験はありませんか?

これと似ていて、冷房の効いた涼しい屋内から暑い屋外に移動を繰り返すといった極端な温度差があると、人の体はその変化についていけず、筋肉が硬くなってしまうことで血管を圧迫してしまいます。

その結果、血の巡りが悪くなったことで栄養や酸素が行き渡らず、肩こりや首痛といった不調を起こしてしまうんですね。

 

【肩こりや首痛を解消するためのストレッチ方法】 

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肩こりや首の痛みは1日のやる気を削がれてしまうため、一刻も早くなんとかしたいですよね。

そこで今回は、肩こりや首痛を解消するためのストレッチ方法をいくつかご紹介させていただきますね。

 

①肩甲骨をほぐす

(画像)

 

よく肩こりの方で、肩を回して対処しているという方も多いのではないでしょうか?

しかし、ただ肩を回すといろいろな部分を動かしてしまい、実際にストレッチをかけたいところにかからない場合があります。

効果的なやり方としては、写真の通り肘を曲げて指が肩の前につくところに置きます。

そのまま写真の通り肩を回していくのですが、この時のポイントとして、肩ではなく肘で円を描くように大きく回してあげましょう。

そうすることで、肩甲骨周りの筋肉をしっかりとほぐすことができます。

深呼吸をしながら、ゆっくりと交互に10回行うことをおすすめします。

 

②腕を伸ばすストレッチ

(画像)

 

肩こりや首の痛みがある側の手を握り肘を前に伸ばします。

写真の通り反対の手で先程の握った手を覆うように下から持ち、軽く引っ張るようにして掌側に倒すことで腕の筋肉にストレッチがかかります。

腕の筋肉は電車の連結のように肩や首の筋肉に繋がるため、腕の筋肉をほぐすことでも肩こりや首痛に効果が期待できます。

目安としては、深呼吸を取り入れながら、持続的に15秒ほどストレッチすることをおすすめします。

 

③猫のポーズ

(画像)

 

写真の通り、正座の状態から手を床につき、徐々にお辞儀しながら前へ手を滑らせていきます。

その際に、深呼吸をしながら息を吐くタイミングでさらに伸ばし、脇の下や背中・腕まわりにストレッチがかかっていれば正しくできている証拠ですので、その伸びたところから深呼吸をゆっくりと3回行ってあげましょう。

1日に朝昼晩と、1セットずつ行ってあげることをおすすめします。

 

【最後に】

いかがでしたでしょうか?

どれもご自宅でできるストレッチ方法となっておりますので、お悩みの際はぜひ一度取り組んでいただければと思います。

もし全て取り組むのは難しいといった場合は、どれか一つご自身に合ったストレッチ法を行っていただけるだけでも、解消効果は期待できると考えております。

しかし、どれを取り組んでみても一向に解消されないといった場合は、他にも原因があるかも知れません。

そのような時は、お早めに当院へご相談ください。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『頭痛薬が効かない!頭痛や吐き気を薬に頼らず改善する対処法』

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「頭痛薬を飲んでも頭痛が治らない…」

「頭痛で吐き気までする…」

「毎日頭痛薬が手放せないでいる…」

 

このようなことでお悩みではありませんか?

頭痛は一度起こると、その1日の気分を台無しにされちゃいますよね。

ひどい時には吐き気まで起こしてしまうという方も… 

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この度は、頭痛や吐き気を改善する対処法をいくつかご紹介させていただきます。

 

頭痛薬を飲んでもあまり効かなかった

薬以外の頭痛や吐き気の対策があれば知りたい

 

という方には、きっとお役に立てる内容となっております。

ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【頭痛薬が効かない!実は頭痛薬の飲み過ぎが原因かも?】

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こんにちは、兵庫県尼崎市のちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。

先日、当院に頭痛で来院された患者さんですが、

 

「普段から頭痛が出るとすぐに頭痛薬を服用している」

 

とのこと。

 

マイボイスコム株式会社が実施した、

 

「解熱鎮痛剤」に関するアンケート調査

https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/23711/index.html

 

でも、「痛みの対処として市販薬を利用したもの」として、「頭痛」が4割を超える最も多い結果となったことを明らかにしています。

 

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(マイボイスコム株式会社 【解熱鎮痛剤】に関する調査結果より引用)

 

 

また、さらに詳しくお話を伺っていく中で、

 

「最近は頭痛薬を飲んでも頭痛がひどくなる一方で…」

 

といったことも教えてくださいました。

実は、一般社団法人日本頭痛学会が公表している、

 

 薬物乱用頭痛の診断基準(Ⅵ 薬物乱用頭痛)

https://www.jhsnet.net/guideline_GL2013.html

 

では、

 

・1ヶ月に15日以上頭痛がする

・頭痛薬を3ヶ月を超えて、10日以上服用している

・頭痛薬を飲むと頭痛が悪化する、今までとは違う頭痛がする

 

と言われており、もしこの基準に当てはまる場合は、頭痛薬による悪循環が頭痛や頭痛薬が効かないといった原因になっているかも知れません。

 

【頭痛や吐き気は薬に頼らず対処できる?】 

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頭痛でお悩みの方から、

 

「できれば薬には頼りたくなくて…」

 

という声もよくお聞きします。

では、頭痛薬に頼らず頭痛や吐き気を対処するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

突然ですが、頭痛には血の巡りが重要と考えられています。

頭痛の種類によっては異なりますが、多くの場合は筋肉の緊張によって血の巡りが悪くなり、頭痛を起こしてしまうと言われています。

人の体には血液に含まれる「栄養」や「酸素」が必要とされており、血管を通して全身を巡ることで健康な状態を維持できています

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しかし、筋肉が日頃の生活で感じるストレスや疲れによって緊張を起こしてしまうと、その硬くなった筋肉がホースを潰すように血管を圧迫してしまいます。

その結果、血の巡りが悪くなり、つらい頭痛を起こしてしまうとされています。

このことから、頭痛薬に頼らず頭痛や吐き気を改善するためには、血の巡りを良くするために筋肉の緊張を解く必要があったんですね。

 

【頭痛薬が効かない時の頭痛や吐き気を改善する対処法】 

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ここでは、頭痛や吐き気に効果的な対処法をご紹介させていただきます。

どれも簡単な内容となっておりますので、お時間のある際に取り組んでいただければと思います。

 

①1時間に一回は背伸びをしながら深呼吸

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体の筋肉は長時間同じ姿勢をしていると硬くなる傾向にあります。

そこで、1時間に一回はゆっくり背伸びをしながら同時に深呼吸も行ってあげると、筋肉をリセットすることで血行を良くし、酸素も取り込むことで体の疲れを改善することができるためおすすめです。

 

②首と頭を結ぶ筋肉を刺激する

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首と頭を結ぶ筋肉には頭痛と密接な関係があり、定期的に緩めてあげることで頭痛や吐き気に効果が期待できるためおすすめです。

やり方としては画像の通り、首を前後に動かした際に、首と後頭部の間にできるシワの上あたりを親指で押さえます。

その付近で少し響くところを軽く押さえながら顎を引き、肩の力を抜くように深呼吸を3回行います。

これを1セットとし、朝昼晩の3回に分けて行ってあげましょう。

しかし、無闇に強く押しすぎると却って頭痛を悪化させる場合もあるため、必ず持続的な圧で少しずつ加減しながら押さえてあげるようお願いいたします。

 

③お風呂にゆっくりと浸かる

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暑くなってくると、シャワーだけで済ますという方も多いのではないでしょうか?

一週間に2・3回は湯船に浸かることで、体を芯から温めることができます。

筋肉の硬さや血の巡りを改善でき、頭痛や吐き気でお悩みの方にはおすすめの対処法となりますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。

 

【最後に】

お忙しい中、最後までお読みいただきありがとうございます。

この度は、頭痛薬が効かないといった際に、頭痛や吐き気を改善する対処法について書かせていただきました。

しかし、

 

「対処法を取り組んでみても一向に良くならない」

「どうしても頭痛薬を手放せない」

 

といった場合は、お一人で悩まずに一度当院にご相談ください。

また、頭痛は時に危険な病気を知らせてくれる信号でもあります。

 

・突然的な頭痛

・明らかにいつもと違う頭痛

 

などがある場合は、一度お近くの医療機関での受診をおすすめします。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『生理前や生理中に起こる腰痛はストレスが原因?その解決策とは?』

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「生理前になると腰痛がひどくなる…」

「生理中はどうしてもイライラしてしまう…」

 

先日来院された患者さんが、このようなお悩みをお話しくださいました。

そのせいで特につらい時は、仕事や家庭にまで影響が出てしまう時もあるとのこと…

そこでこの度は、生理前・生理中に起こる腰痛やイライラなどに効果的な解決策について書かせていただきました。

こういったことでお悩みであれば、きっとこのブログ記事がお役に立てると考えております。

お時間のある際に、最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【女性の生理痛による不調が日々に及ぼす影響とは?】

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さらにお話を伺ってみると、

 

「特につらい時は、イライラや疲れで仕事に集中できなくて…」

 

と、日々の生活にまで支障が出ているとのこと。

 

日本医療政策機構が行なった、

 

働く女性の健康増進調査2018

https://hgpi.org/en/wp-content/uploads/sites/2/e5f333535ba1c799758287753d7229c9.pdf

 

でも、「生理前や生理中に起こる不調によって仕事のパフォーマンスがどのように変化したか」という 質問に対して、元気な状態が10点とした場合、「半分以下になる」と回答した人が半数近くにも及んだことが明らかにされています。

 

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(日本医療政策機構 「働く女性の健康増進調査2018」より引用)

 

このことからも、多くの方が生理痛による不調によって、日々の生活へ大きな影響を与えてしまっていたんですね。

 

【生理前や生理中に起こる腰痛はストレスが原因?】

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生理による腰痛を訴える方の中には、

 

「生理前や生理中が特にひどくなる…」

 

といった声もよくお聞きします。

実際に今回来院された患者さんも、腰やお腹周りの筋肉が硬く緊張を起こしてしまっていました。

では、なぜ腰痛は生理前・生理中にキツく出てきてしまうのでしょうか?

 

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突然ですが、人の体は血液に含まれる栄養や酸素が、内臓や筋肉といった全身に巡ることで健康な状態を維持できています。

しかし、生理が起こる仕組み上、血液をスムーズに体外に出すために、血管が縮みやすくなるといった働きがあります。

その影響によって、ホースを曲げると水が通りにくくなることと同じように、血管を縮ませることで血の巡りが悪くなり、腰やお腹周りの筋肉へ栄養や酸素が供給されにくくなってしまいます。

その結果、栄養や酸素が供給されなくなった筋肉は徐々に硬くなり、腰痛を起こしてしまうんですね。

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また、生理前や生理中は先ほどの調査結果でもあったように、仕事が上手くいかなかったりイライラしてしまったりと、ストレスを感じやすくなってしまいます。

人はストレスを感じると、筋肉を硬くしてしまう傾向にあり、その影響によってさらに腰痛を悪化させてしまっていたんですね。

 

【生理前や生理中に起こる腰痛を解決する秘策とは?】

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生理前や生理中に起こる腰痛に対して、効果的な解決法をご紹介させていただきます。

どれも簡単な内容ですのでぜひお試しいただければと思います。

 

①体を温める

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お風呂に浸かる・温かい食べ物や飲み物などを摂るといったように、体を温めてあげることで生理痛や生理による腰痛を軽減してくれる効果が期待できます。

この時期は、冷房や冷たい飲み物などによって体を冷やしてしまう機会が多くあります。

体を温めることで血の巡りが改善されることで筋肉の緊張がほぐれ、腰痛解消に繋がるためぜひおすすめします。

 

②目を閉じて深呼吸

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自宅といった落ち着ける場所で、目を閉じながらゆっくり深呼吸をしてみましょう。

深呼吸を意識してゆっくり行うことで、酸素を取り込みながらもリフレッシュ効果が期待でき、ストレスを感じている方には特におすすめします。

 

③ツボを刺激する

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お臍から真下に指4本分の位置に、「関元(かんげん)」というツボがあります。

生理痛の緩和や腰痛・冷え性などに効果があり、点に小さく円を描くように30秒ほど刺激してあげましょう。

また、カイロやホットタオルなどで温めてあげることもおすすめなのでぜひお試しください。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は生理前や生理中に起こる腰痛の解決策について書かせていただきました。

まとめますと、

 

①体をお風呂や温かい食べ物や飲み物で温める。

②目を閉じて深呼吸

③ツボ(関元)を刺激する

 

といったことになります。

ご紹介させていただいたことは、どれも簡単にできる内容となっておりますので、お悩みの際はぜひ実践していただければと思います。

しかし、実践してみてもあまり変化がなく、つらい状態が続くのであれば、他の原因が考えられるかもしれません。

その際は、当院へお早めにご相談いただけますと幸いです。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『夏場に多いお腹の不調を改善!鍼灸師がおすすめする3つのツボ』

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「冷たい飲み物でお腹を下してしまった…」

「冷房でお腹が冷えると体が疲れる…」

 

こんにちは、兵庫県尼崎市のちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。

このように、暑い時期は冷房や冷たい飲み物などが原因で、お腹の不調を訴える方が多くいらっしゃいます。

自宅ならまだしも、外出先で調子を崩してしまうと困ってしまいますよね。

そこでこの度は、夏場に多いお腹の不調改善に効果的なツボをご紹介させていただきます。

ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【お腹のトラブルは夏場が一番多い!?】

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大幸薬品株式会社が実施した、

 

「日本人のお腹のトラブル」調査結果https://www.seirogan.co.jp/internal/uploads/arrival/pdf_398.pdf

 

では、「春夏秋冬の中で最もお腹を下すことが多い季節は?」という問いに対し、「夏」と選んだ方が半数の50%にもなることが明らかにされました。

また、「夏にお腹を下した原因は?」という問いに対しては、男性は冷たい飲み物女性は冷房の冷えということも判明されたとのこと。

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大幸薬品株式会社 「日本人のお腹のトラブル」調査結果より引用)

 

この結果からも、夏場はお腹の不調でお困りの方が多くいらっしゃったんですね。

 

【冷えがお腹を下す原因になるのはなぜ?】

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では、お腹が冷えるとなぜ下してしまうのでしょうか?

突然ですが、人は体の血液が正常に巡ることで健康を維持できています。

この血液には栄養や酸素が含まれており、燃料のように内臓や筋肉に供給されることで、活発に働くことができているんですね。 

冷蔵庫に入れたお肉を想像していただけないでしょうか?

お肉って冷蔵庫や冷凍庫に入れると、常温の時よりも徐々に硬くなってしまいますよね?

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これと似ていて、冷房や冷たい飲み物などによって頻繁にお腹が冷やされてしまうと、胃腸の動きが硬く弱くなってしまい、先ほどの血液の巡りに影響が出てしまうんですね。

その結果、冷えによって栄養や酸素がうまく供給されなくなった胃腸は消化不良を起こし、お腹を下してしまっていたんですね。

 

【夏のお腹の不調に!鍼灸師がおすすめする3つのツボ】

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では、このような場合はどういった対処法が良いのでしょうか?

実は東洋医学で胃腸は、食べ物の消化や栄養の吸収を行いエネルギーを作ることから、健康を維持するための重要な臓器として考えられています。

なので今回は、夏のお腹の不調に効果的なツボを3つご紹介させていただきます。

 

①中(ちゅうかん)

位置は、みぞおちと臍を結んだ線の中心で触れることができます。

胃腸の疲れや食欲不振に効果があり、カイロや温かいタオルなどで温めることをおすすめします。

指で刺激する際には、優しく点に円を描くように30秒程刺激してあげましょう。

 

②手三里(てさんり) 

肘を曲げた時の外側のシワから、指3本分手首側に下りたところにあります。

下痢や胃の不快感・張りなどにも効果があり、肘を下から掴むように30秒ほど刺激すると良いかと思います。

手軽に行える部位となりますので、ぜひお試しください。

 

③裏内庭(うらないてい) 

足の人差し指の裏の付け根にある膨らんだところで、足の指を折り畳んだ時に先が当たるところにあります。

下痢といったお腹の不調に効果があり、夏にはおすすめのツボとなります。

ガバッと足をつかみ、親指で痛気持ち良い程度の力で30秒程刺激してあげましょう。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度は、夏場に多いお腹の不調改善に効果的なツボをご紹介させていただきました。

どれも簡単に刺激することができますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。

しかし、これらのツボを刺激してもあまり変化がないといった場合は、他にも原因があるかもしれません。

そういった場合は、症状が悪化する前に一度、当院にご相談いただけますと幸いです。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『肩こりに湿布やマッサージよりも効果的な解消方法』

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「肩こりで湿布を使うと肌が荒れてしまった…」

「肩こりでマッサージをしてもらったら揉み返しが…」

 

こんにちは、兵庫県尼崎市のちょう鍼灸整体院院長の曹(ちょう)です。

このように肩こりには湿布やマッサージをされる方が多くいらっしゃいますが、肌荒れや揉み返しなど、大きなデメリットもありますよね。

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そこでこの度は、湿布やマッサージよりも肩こりに効果的な解消方法について書かせていただきました。

ぜひお時間のある際に、最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【肩こりは湿布やマッサージでは良くならない?】

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突然ですが、

 

「肩こりをずっと繰り返してしまっている」

 

という方はいらっしゃらないでしょうか?

実は、肩こりってほとんどの方が肩をマッサージしたり湿布を貼ったりと、その痛みや凝っている部分ばかりに目が行きがちになってしまい、本当の原因に気づかないでいるといった方が多くいらっしゃいます。

その結果、根本的な原因の解決に繋がりにくく、肩こりを繰り返してしまっているんですね。

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実際に、保険診療のみで行っている某整骨院でも、医療人がそのようなことを当たり前に行っていることで、患者さんに正しい情報が入らないといった理由もあり、気づかないのも無理のないことだと思います。

 

[無知だった修行時代]

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10年以上前の修行時代によく患者さんから、

 

「肩がこってるから揉んでくれ」

 

と、当時の私は無知なところが多く、この仕事の右も左もわからないと言った時期でしたので、言われた通りにマッサージをするしかありませんでした。

しかし、その方を何度施術しても良くなるどころか、日に日に筋肉が硬くなって行くばかりで一向に改善されず、「これだけしているのに、なんで良くならならんのやろう?」と疑問を抱き始めました。

その時から、肩こりといったような体の不調を起こす本当の原因や、そういったことに対しての正しい治療法を学びにセミナーに参加したりと、徐々に学び始めることになったんですね。

 

【肩こりの本当の原因とは?】

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実は、肩こりの原因には血液の流れが関係していると考えられています。

人の体には食事や呼吸などで得る「栄養」や「酸素」、そして運動といったことによる「刺激」が必要と言われています。

栄養酸素は血液に含まれており、血管を通って筋肉や内臓に供給されます。

また、その栄養や酸素を使って、筋肉に運動という刺激が入ることでさらに血液を運び、血がめぐるといったサイクルを作り出すことで体は健康に維持できているんですね。

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今の時期であれば、梅雨や気温変化の影響で血の巡りが悪くなってしまったり、運動不足や長時間の同姿勢などで刺激が減ってしまったりといったことが原因となり、先ほどの一連の仕組みが崩れることで肩こりといった不調を起こしてしまっていたんですね。

 

【肩こりを湿布やマッサージに頼らず解消する方法】 

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ここまでは肩こりを起こす原因と、こっているところだけを見ても解消には至らないといったことをお伝えさせていただきました。

私の10年以上の臨床経験からも、肩こりを長年起こしている方には腰や背中・首・手足といった、いくつかの改善するべきポイントがありました。

私の経験上の意見とはなりますが、このようなポイントを整体鍼灸などによって改善することで、お体の根本的な問題を解決することができ、肩こりといった不調も解消すると考えています。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございました。

いろいろな対処法を行ってみたが一向に改善されないといった場合は、これまでのような原因が考えられるかもしれません。

お悩みの際は一度、お気軽にご相談いただけますと幸いです。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『ストレスが頭痛の原因?ストレス頭痛を和らげる対処法とは?』

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「頭痛でやる気が出ない…」

「ストレスが溜まると頭が痛い…」

 

こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。

最近はこのようなお悩みの声をよくお聞きすることがあります。

今回はこのようなストレスが原因となる頭痛について書かせていただきました。

このブログ記事がきっとお悩みの方のお役に立てると考えております。

また、頭痛を和らげる対処法も載せておりますので、ぜひお時間のある際にご覧いただけますと幸いです。

 

 

【ストレスを感じると不調を起こしやすい?】

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リンナイ株式会社が男女4,879名に実施した、

 

「ストレス」に関する意識調査

https://www.rinnai.co.jp/releases/2018/0515/images/releases20180515.pdf

 

では、「あなたは普段、どの程度ストレスを感じていますか?」という質問に対し、約7割もの方がストレスを感じているということが明らかになりました。

また、そのうちの約6割以上の方が、ストレスが原因で体調不良があると回答し、どのような症状かについては、1位の不眠に次いで頭痛が2位ということも判明したとのこと。

 

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リンナイ株式会社 「ストレス」に関する意識調査より引用

このように、日頃ストレスは生活の中で、知らずのうちに体の不調を起こしてしまっていたんですね。

【ストレスが頭痛を起こす原因とは?】

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ストレスが頭痛といった体の不調を起こしているということが、この調査データからも明らかにされています。

では、なぜストレスは頭痛の原因となってしまうのでしょうか?

 

実は、人の筋肉は血液に含まれる栄養や酸素を使って動かすことができ、さらにその筋肉の働きによって血液を全身にめぐらせるといった仕組みができています。

 

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しかし、日頃の仕事や家事といった生活でのストレスを強く感じると、筋肉はリラックスすることが苦手になり、徐々に硬くなってしまう傾向にあります。

その影響によって、頭まで血液を運んでくれるホースのような血管を、硬くなった筋肉が圧迫することで栄養や酸素がうまく届かなくなり、頭痛を起こしてしまっていたんですね。

 

【ストレス頭痛を和らげる!その対処法とは?】

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ストレスって発散した方が良いとは知っていても、どのような対処が効果的なのでしょうか?

今回はストレスによる頭痛を和らげる対処法について、いくつかご紹介させていただきます。

どれも簡単な内容となっておりますので、ぜひお試しいただければと思います。

 

①普段の倍の時間をかけて深呼吸

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普段よりも倍近い時間をかけて、ゆっくり深呼吸することをおすすめします。

ゆっくり深呼吸を行うことで、リラックス効果や酸素を多く取り込めることから、ストレスや頭痛を和らげる効果が期待できます。

 

②趣味を楽しむ

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一人でいると色々と考えてしまい、気分が落ち込んでしまうといったことはありませんか?

そんな時は映画鑑賞や運動など、ご自身の趣味を楽しんでいただくこともストレス発散と頭痛に効果が期待できるためおすすめです。

 

③ツボを刺激する

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手の親指と人差し指の付け根の「合」わさった「谷」のところに、「合谷(ごうこく)」というツボがあります。

頭痛や気持ちを落ち着かせるといった効果があり、いつでも手軽に刺激できるためおすすめです。

1分ほどを目安に、朝昼晩の3回行ってみましょう。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

ストレスは日頃の生活で徐々に感じやすくなってきます。

身近な人と日頃から会話するのも予防としては効果があります。

しかし、何をしても一向に改善されないと言った場合は、他にも何か原因があるかもしれません。

そのような場合は、お早めにご相談いただけますと幸いです。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】

『立ち上がる時に腰痛が…!実はそれ股関節が原因かも?』

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こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。

先日、新患で来院された患者さんですが、

 

「立ち上がろうとすると腰が痛くて…」

 

といったことでお悩みのようでした。

立つといった動きは日常で必ずと言っていいほど行う動作なのに、それで腰痛が出てしまうとなると本当におつらいことと思います。

ひどい時には立ち上がれなくなるほど、症状がきつくなることもあるとのこと。

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そこでこの度は、立ち上がる時に起こる腰痛の原因と解消法について書かせていただきました。

お時間のある際に最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【腰痛が起こる仕組みとは?】

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厚生労働省が実施した、

 

国民生活基礎調査(P30参照)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h28_rev2.pdf

 

によると、性別や年齢別にみた自覚症状がある人の総合順位について、男性では1位・女性では2位が腰痛であるということを明らかにされました。

 

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厚生労働省 国民生活基礎調査より引用)

 

では、こういった腰痛はどのような仕組みで起こってしまうのでしょうか?

突然ですが、人の体には血液によって運ばれてきた栄養や酸素を筋肉や内臓に供給することで健康を維持しています。

そして、その供給された栄養や酸素を使うことで筋肉や内臓はさらに血液を運ぶといったサイクルのような働きがあります。

そこに何らかの原因によってこのサイクルの働きを崩してしまうと、栄養や酸素が行き渡らなくなることで筋肉は硬くなり、腰痛を起こしてしまうと考えられているんですね。

 

【立ち上がる時の腰痛原因は股関節にあった?】

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実は、立ち上がる時の腰痛には、原因の一つとして股関節の働きが関係しています。

特に腰の背骨から股関節の前側に伸びている筋肉が先ほどの仕組みによって硬くなると、立ち上がる際にスムーズに股関節が働かず、腰痛を起こしてしまう可能性があります。

その筋肉を硬くする原因としては、主に長時間のデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢が続いてしまったことが考えられます。

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長時間の同じ姿勢は、筋肉へのストレスが原因で硬くなりやすい傾向にあり、その影響によって先ほどのサイクルに異常をきたしてしまいます。

その結果、立ち上がる時に腰痛を起こしてしまっていたんですね。

 

【腰痛を解消!自宅でできる簡単解消法】

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ここでは、股関節が原因となって起こる腰痛に対しての自宅できる解消法についてご紹介させていただきます。

簡単な内容となっておりますので、ぜひお試しいただければ幸いです。

 

①脚を振り子のように動かす

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手すりや椅子・机といった支えになるものを横に置いて持ち、支えのある側の脚を振り子のように前後に動かしてみましょう。

ポイントは、上半身から股関節を軸にして、できるだけ力を抜きながら前後へ投げ出すように動かすとより効果が期待できます。

力を抜いて投げ出すと牽引がかかり、股関節やその周囲の筋肉に柔軟性が出ることで腰痛解消効果が期待できるためおすすめです。

目安としては、左右10回ずつを朝昼晩の計3セット行うと良いかと思います。

 

②1時間に一回は背伸びをする

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長時間同じ姿勢は筋肉を硬くし、腰痛を起こす可能性があります。

なので、1時間に一回は背伸びを行い、固まった筋肉をリセットすることで腰痛予防効果が期待できます。

この時に、深呼吸も取り入れながら行うと、なお効果がありますのでぜひお試しください。

 

③ツボを刺激する

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お臍からご自身の指3本分の位置に「天枢(てんすう)」というツボがあります。

腰痛全般に効果があり、他にも胃腸関連の不調にも効果が期待できます。

点に小さな円を描くように気持ちいい程度の力で、30秒ほど刺激してあげることをおすすめします。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、立ち上がる時に起こる腰痛の原因と解消法について書かせていただきました。

どれもご自宅で簡単にできる内容となっておりますので、ぜひお時間のある際に取り組んでみてはいかがでしょうか?

しかし、取り組んでみても良くならないといった場合は、他にも原因が考えられるかもしれません。

そのような場合は一度、当院にご相談ください。

その際は根本的な原因を見つけ出し、しっかりとサポートさせていただきます。

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】