『前かがみで起こる左側の腰痛を改善するカギは〇〇?その治し方とは?』
「前かがみになると、左側に腰痛が出る…」
「左側の腰痛がなかなか治らない…」
当院へお越しになられた患者さんから、このようなご相談をいただくことがありました。
【前かがみになると左側に腰痛が…〇〇で改善したその治し方とは?】
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
先ほどの患者さんに詳しくお話を伺っていくと、一向に腰痛が良くならないことから、
「今までは、痛くなってもすぐに治まっていたのに」
「ここまで治らないと内臓に問題があるんですかね」
などと、常に不安も感じておられたようです。
また、「顔を洗う時」や「お風呂に入る」など、日常生活にまで支障をきたしてしまい、体の休まる日がないとお悩みでした。
そこで今回は、このような場合の左側に腰痛を起こしてしまう原因と、日頃からできる改善方法についてご紹介させていただければと思います。
簡単で効果的な方法となっておりますので、もしこのようなことでお悩みであれば、ぜひご覧いただけますと幸いです。
【前かがみで起こる腰痛の原因とは?なぜ左側だけに?】
問診をさせていただく中で、これまでに怪我や手術をした経験について聞いてみたところ、
「学生の時に一度、左足首にひどい捻挫をしたことがある」
といったことを教えてくださいました。
そこで、詳しくお身体の状態を調べていくと、左の足首だけ極端に不安定な状態となっていたのです。
ご本人もずいぶん前の怪我だったこともあり、常に違和感はあったものの、あまり気にされていらっしゃらなかったようです。
試しに、足首を一時的に安定させた状態で前かがみになってもらったところ、
「さっきよりもかなりマシです!」
と、なかなか良くならなかった左の腰痛が軽減されたことに、驚きを隠せない様子でした。
突然ですが、人は両足を使ってしっかりと支えることによって、体のバランスをうまく保てています。
ですが、片側の足首の状態が不安定になってしまうと、人の体はそれをかばうように、腰や脚などを傾けたり捻ったりしてバランスを保とうとします。
その際の傾きや捻りが長期的に続いてしまうと、それを支えている筋肉は、徐々に疲労を溜め込み硬くなってしまうんですね。
それにより、うまく伸び縮みできなくなった筋肉は、さらに体のバランスを崩すことに繋がってしまいます。
その結果、今回のような左側の腰痛を起こしてしまったのだと考えられます。
【前かがみで起こる左側の腰痛を改善した治し方】
では、このような場合におすすめする、簡単な改善方法についてご紹介させていただきます。
その際、お手数ですが、ゴルフボールを1つだけご準備いただければと思います。
方法はとても簡単で、椅子に座りながら足裏でゴルフボールを転がすだけです。
ポイントとしては、足裏の中央部分に当たるよう転がします。
また、気持ちいい程度の力加減で、左右ともに1分ほど行うことをおすすめします。
これを行うことによって、足首に関係する硬くなった筋肉を柔軟にすることができます。
その結果、足首を安定させることに繋がり、腰痛を改善・予防する効果が期待できます。
ですが、キツすぎる刺激や長時間のやりすぎなどは、返って状態を悪化させてしまう恐れもあるためご注意ください。
今では、ゴルフボールも百均で簡単に買えるようですので、もしお悩みの際は、ぜひ一度お試しいただければと思います。
【最後に】
この度は、前かがみで起こる左側の腰痛原因と、改善方法についてご紹介させていただきました。
この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら嬉しく思います。
しかし、この度の方法を続けてみたものの、改善の兆しが一向に見られない場合は、さらに根本的なところの改善が必要かもしれません。
そのような場合には、整体や鍼灸での根本治療をおすすめします。
当院でも、このような施術を承っておりますので、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
この度、お越しになられた患者さんからも、
「久しぶりに気持ちよくお風呂に入れました!」
と、お喜びの声をいただきました。
このような貴重なお言葉をいただき、本当にありがとうございます。
(※ご本人から投稿の許可をいただいております。)
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(鍼灸師 曹 将鎬 監修)