『雨の日には決まって頭痛が…そんな頭痛を和らげる3つの対策方法』
「雨の日は決まって頭痛が…」
「天気が悪くなる前は必ず頭痛になる…」
このようなつらい頭痛によってお悩みではありませんか?
頭痛って一度なると中々すっきりしなくて本当に厄介ですよね。
特に雨の日は頭痛になりやすく、そのせいで何もやる気が出ないといった声もよくお聞きします。
今回はこのような、雨の日に決まって頭痛を起こしてしまう方のために、3つの対策方法をご紹介させていただきます。
簡単に読める内容となっておりますので、お時間の許す際にご覧いただけますと幸いです。
【雨の日に頭痛を起こす人の共通点とは?】
最新の天気予報によると、ここ一週間のほとんどは雨や曇りになるようで、頭痛でお悩みの方からすると本当につらい一週間ですよね。
私も以前は頭痛によく悩まされており、一日中憂鬱な気分で過ごしていたことを覚えています。
先日、当院に頭痛で来院された患者さんからも、
「雨が降る前は、必ず頭痛と一緒に体もだるくなる…」
といったことを教えて下さいました。
雨が降る前ってなぜか体がだるくなってぼーっとしますよね。
【天気の悪化が頭痛やだるさを起こすのはなぜ?】
では、なぜ天気が悪化すると頭痛やだるさを起こしてしまうのでしょうか?
1.人の体には「栄養」と「酸素」が必要
突然ですが、車にもガソリンといった燃料が必要なのと同じで、人の体にも「栄養」と「酸素」といった燃料が必要と言われています。
食事や呼吸で得た「栄養」や「酸素」は、血液によって体の至るところに運ばれており、その「栄養」や「酸素」を使って体は健康を維持できています。
しかし、雨や曇りといった天気の悪い日は、この働きに悪い影響を与えてしまい、その影響で頭痛やだるさを起こしてしまうと考えられています。
2.人の体には「圧力」が必要
着圧ソックスを履くと、その締め付けで脚が楽に感じるといった経験はないでしょうか?
実はこれと似ていて、普段の晴れた日は高気圧になることで、体にある程度の圧力を加わえてくれているんですね。
飛行機に乗るとペットボトルが凹んだりするのも、これと同じ仕組みが考えられています。
しかし、今回のように天気が悪化すると低気圧となり、この締め付けが緩くなってしまうんですね。
その緩くなった締め付けを戻そうと、体はより多くのエネルギーを必要とします。
そうすると、燃費の悪い車と同じで人の体もすぐに疲れてしまい、体が追いつかなくなってしまうのです。
その結果、頭痛やだるさを起こす原因となってしまうんですね。
【雨の日の頭痛を和らげる3つの対策方法】
ここでは、雨の日の頭痛でお困りの方に向けた3つの対策方法をご紹介させていただきます。
どれも簡単な内容となっておりますので、お時間の許す際に取り組んでいただければと思います。
①お風呂に浸かる
お風呂でしっかり体を温めることで、血行が良くなり「栄養」や「酸素」を行き渡りやすくする効果が期待できます。
また、低気圧による締め付けの緩さを、水圧によって補ってくれるため、雨の日に頭痛でお悩みの方にはぜひおすすめします。
②深呼吸をしながら背伸び
10秒ほどかけて、ゆっくりと深呼吸をしながら背伸びをしてみましょう。
雨の日は外出機会が減ってしまい、普段よりも運動量が減ったことで筋肉が硬くなってしまい、頭痛を起こす原因となる場合があります。
なので、1時間に一回は背伸びを行うことで筋肉の硬さをリセットし、さらに深呼吸を同時に行うことによって酸素も取り込め、頭痛を和らげたい時に効果的な対策となりますので、ぜひおすすめします。
③しょうが湯を飲む
頭痛でお悩みの方で、ひどい時には吐き気まで起こしてしまう方もいらっしゃいます。
そのような時には、しょうが湯を飲むこともおすすめです。
しょうがは「天然の吐き気防止食品」とも言われており、そこに温かいお湯が足されることで、水分補給と体を温めるといったことによる血行促進効果も期待でき、頭痛でお困りの際にはぜひお試しいただければと思います。
しょうがだけでは少し飲みにくいといった場合は、はちみつやレモンを少量入れると飲みやすくなるためおすすめです。
【最後に】
最後までお読みいただきありがとうございます。
この度は、雨の日に頭痛を起こしてしまう方に向けた対策方法について書かせていただきました。
しかし、これらのことを取り組んでみても中々良くならないといった場合には、他の原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、当院にご相談いただければお力になれると考えております。
お一人で悩まずに、まずは一度お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
また、当院のLINEからも、無料でご相談いただくことが可能です。
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(※頭痛は時に危険な病気のサインとなることもあります。
突然的な頭痛や、明らかにいつもと違うといったような頭痛がある場合は、一度お近くの医療機関での受診をおすすめします。)
【監修 鍼灸師 曹 将鎬】