ちょう鍼灸整体院ブログ|兵庫県尼崎市

【兵庫県尼崎市にある完全予約制・自費診療の鍼灸整体院】

『肩こりや息苦しいせいで夜眠れない…その原因と対処法とは?』

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こんにちは、兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、院長の曹(ちょう)です。

先日、当院に来院された患者さんから、

 

「肩がこって息苦しいせいか、夜眠れなくて…」

 

といったことでお悩みのようでした。

夜しっかり眠れないと、翌日にまで疲れを持ち越してしまってつらいですよね。

過労でぐったりを表現する人形の写真

 

そこでこの度は、このような肩こりや息苦しいせいで夜眠れないといった方への対処法について書かせていただきました。

お悩みの際は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

【息苦しい原因は肩こりにあった?】

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厚生労働省が公表している、

 

国民生活基礎調査(自覚症状の状況/P17)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/04.pdf

 

では、自覚症状の有無について「肩こり」が女性では1位・男性では2位と、多くの方が肩こりで悩まれているという結果が明らかにされています。

 

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厚生労働省 国民生活基礎調査より引用)

 

では、肩こりと息苦しさにはどのような関係があるのでしょうか?

突然ですが、車にもガソリンが必要なように、人の体にも血液に含まれる栄養や酸素が必要と考えられています。

この栄養や酸素が血の巡りによって全身の内臓や筋肉に行き渡り、健康な状態を維持できているんですね。

黒いワンボックスの軽自動車の写真

 

今回来院なさった患者さんにお体の状態を診させていただくと、肩周りや背中の筋肉がガチガチに硬くなってしまっていました。

実は、人が酸素を体内に取り込むのための呼吸は、筋肉が補助的に働くことでスムーズに行えると言われています。

しかし、今回のように体の筋肉が硬くなると先ほどの血の巡りを悪くしてしまい、呼吸を助ける筋肉も硬くなってしまいます。

その影響が、息苦しさを起こしてしまう一つの原因になっていたんですね。

 

【肩こりや息苦しさを起こさない方法とは?】

屋外で考え込むヘルパーの女性の写真

 

さらにお話を伺ってみると、

 

「仕事が一日中座りながらの作業で…」

 

ということも教えてくださいました。

このような座りっぱなしといった長時間の同じ姿勢は、背中や肩などの筋肉に負担をかける原因となってしまいます。

ほら、重い荷物を長時間持っていると、腕がパンパンになったり腰が張ってきたりした経験ってありませんか?

これと同じで、長時間負担のかかった筋肉は疲労が溜まると硬くなる傾向にあり、最終的に肩こりといった不調を起こしてしまうと考えられています。

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これらのことを踏まえた上で、肩こりや息苦しさを起こさないためには、長時間の同じ姿勢を控えることや、血の巡りを良くすることが重要だったんですね。

 

【肩こりや息苦しいせいで夜眠れない時の効果的な対処法】

ナンバーワンよりオンリーワンの写真

 

では最後に、このようなお悩みについての効果的な対処法をご紹介させていただきます。

 

①肩甲骨を寄せながら深呼吸

 

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画像の通り、指を体の後ろで組んでいただき、肩甲骨を寄せながら手を下に引きます。

そうすることで胸側が開きますので、そのままそこに空気を入れるイメージで大きく深呼吸を行います。

胸が開くことで呼吸がしやすくなり、同時に胸の筋肉にストレッチがかかるため、肩こりにも効果的です。

目安としては、このやり方で深呼吸を最低でも3回は行い、仕事の前後や眠る前などのタイミングにすることをおすすめします。

 

②ツボを刺激する

 

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鎖骨の外側で、その下のくぼみから親指一本分下に中府(ちゅうふ)というツボがあります。

呼吸が楽になる効果があり、気持ちいい程度の力で刺激してあげると良いかと思います。

また、胸の筋肉が緩むことで背筋が伸びやすくなり、肩こりにも効果が期待できるためおすすめです。

 

③お風呂で温まる

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湯船にしっかり浸かると全身を効率よく温めることができ、血の巡りを良くすることができます。

今は暑い時期ですので、3日に一回を目安に入浴していただき、水分補給も同時に忘れないようお気をつけください。

日頃、シャワーで済ますことが多いという方には特におすすめします。

 

【最後に】

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度は、肩こりや息苦しいせいで夜眠れないといったお悩みについての対処法を書かせていただきました。

しかし、これらのことを取り組んでみても一向に改善されない時は、他にも原因が考えられるかも知れません。

そのような時は、当院の整体や鍼灸などを用いた根本治療をおすすめします。

もしお悩みの際は、お早めにご相談いただけますと幸いです。

 

(画像)

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬】